若手俳優集団・D-BOYSのスペシャルユニット・D☆DATEが、2月22日に新宿バルト9にて、ニューシングル『JOKER』の発売記念プレミアム上映会を開催。メンバーがそれぞれにこの日のために練習したマジックをつめかけたファンの前で披露した。

　新曲『JOKER』は、GReeeeNなどを手がけた人気プロデューサー・JIN氏が楽曲提供し、この世界観から生まれた物語から、初のショートムービーを製作。D☆DATEの4人に加え、紅一点の大政 絢を起用した、サスペンス・ショートムービーになっている。

　この日は、“プレミアム上映会だし、せっかくだからスペシャルなイベントにしたい”と考えたメンバーが、「僕たちはこの『JOKER』から、楽曲や映画のコンセプトでもある“騙す”という言葉にちなんで、皆さんを“騙す”マジックを披露したいと思います！」とそれぞれ、この日のために練習したマジックを披露。最初に“普通の風船を膨らまして割ると、そこからシャンパンの瓶が出てくる”という難易度の高いマジックを披露した瀬戸康史は「緊張しすぎて、今までにないくらい瞬きが止まらなかった」とコメント。

　続いて、“スケッチブックにサッカーボールの絵を描き、合図をすると本物のサッカーボールがスケッチブック下から出てきて、スケッチブックからボールの絵だけが消える”というマジックを披露した堀井新太。しかし、ボールの“ボ”の濁点を左右間違えて書いてしまう痛恨のミス。本物のボールが出てきたあとのスケッチブックには、間違えたはずの“ボ”が正しく書かれていたため、ファンも失笑。五十嵐からも「すぐに“できる”って練習やめるから、こんなことになるんだよ!!」とつっこまれるひと幕も。

　そして、リーダーの荒木宏文は“ファンにカードを一枚選んでもらい、他のカードと一緒に帽子に入れ、そこから飛び出してくるトランプの中に剣を刺すと、選んだカードが刺さっている”というカードマジックを披露。見事成功させるも「人を騙すことって難しいんだなと。僕には向いてなかった」と苦笑い。

　ラストを飾ったのは、サングラスをかけた“ミスターIG”こと、五十嵐隼士。“CDコンポに『JOKER』のCDをセットし、布を被せて合図をするとコンポが消える”というマジックを堂々と披露。他のメンバーが緊張で動揺している一方、冷静に完璧なマジックを披露した五十嵐は「私がミスターIGだ！ 俺が一番センスあると思う! ! 明日の新聞にはミスターIGが一面ですかね？？？（笑）」と自信満々の笑顔で語った。

　この日を迎えた感想を五十嵐は「今回GReeeeNなどを手がけていらっしゃるJINさんに楽曲提供をしていただいて、GReeeeNさんの『キセキ』は、『ROOKIES』メンバーにとっては、すごく思い出の曲。そのJINさんに楽曲を頂いた、『ROOKIES』の1話目がオンエアされたなってくらい、今日は楽しい気持ちで迎えることができました」と笑顔で語り、荒木は「2012年に入って新生D☆DATEとして、2ヵ月連続のシングルリリース。立て続けに出していくって怖いことでもある。2作とも魅力的にするって、僕らも頭を抱えたし、けっこう悩んだし、怯えた。作品に助けられながらもこの日を迎えるまで覚悟が必要だった。気持ちを作って、みなさんに自信を持って届けられるのが嬉しい。今日は大切な記念日になった」と心境を語った。

　瀬戸は「『JOKER』というシングルなだけに、僕らの切り札になるようなシングル。裏切りとか騙し騙されっていうのがテーマになっていて、今までにない、男の色気とかクールなD☆DATEをみなさんに見せられると思う」とアピール。また、ショートムービーに関して「4人でお芝居をするのも新鮮。新太がこんな演技できるんだとかも感じられて関心した」と瀬戸が話すと、堀井は「嬉しいですね。先輩に認められつつある。まあ、まだまだ俺はこんなもんじゃないぞ！と。見せ付けましたね、この作品で」とコメント。周りからは「えっ!？ これからじゃなくて、見せつけたんすね、もう（笑）」と突っ込まれ、笑いが起こった。

　そして、4月には1stアルバムの発売、6月には2ndツアーが決定という重大ニュースも発表され「アルバムリリースしてからのツアー。D☆DATEの曲だけで、D☆DATEの世界でライヴができる」と瀬戸は期待で胸を膨らませ、「もっと大きい会場でやったり、日本全国でやりたい。夢は大きくいきましょう！」と堀井が熱くコメント。

　荒木も「オリコンチャート1位、それと『紅白歌合戦』出場を目標に頑張ります！ アーティストとして活動するには、そこがゴールじゃなくて、そこはひとつの通過点として。でも前にもこの目標を話しているので、けっこうプレッシャーが……」とやや弱気になる一面も見せたが、“守れなかったら罰ゲームとか？？”とレポーターに言われると、瀬戸がすかさず「罰ゲームは全部この方に！」と堀井に振り、堀井は「罰ゲームはする気ないんで、やってやりましょう!!」と力強く意気込んだ。

　なお、D☆DATEが所属している、ワタナベエンターテインメントでは、現在全国の10歳〜22歳男子を募集している『ミスターNO.1オーディション』を開催中。現在発売中の『デ☆ビュー』のD-BOYS連載では、瀬戸康史が登場。また剛力彩芽と瀬戸が共演中のドラマ『ティーンコート』現場レポート&インタビューも掲載中。