大阪なんば発のNMB48の東京進出初冠バラエティ『なにわなでしこ』のDVD-BOXの発売記念イベントが６日、池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた。

　『なにわなでしこ』は東京進出を目指すNMB48が「東京23区完全制覇」を目指し、各区にちなんだ様々なお題にチャレンジしていくバラエティ番組。

　DVD-BOXの見どころについてキャプテンの山本彩は「番組が始まる時の会見で“私たちはお笑いを熱心にやりたくて、身体を張っていきます”と言ったんですが、そのままのロケになっていると思いますし、特典映像にはメンバーの漫才も入っていますので楽しめると思います」とアピール。ピース・綾部は“NMB48の成長ぶり”が見どころだという。「１回、２回目はクソみたいに出来なかったのが、徐々に12回ぐらいではバラエティ番組として何とか成立してきたので、その過程が全部見られると思います」

　一方ピース・又吉は「その成長と比例して、メンバーがみんな僕のことをおちょくるようになってきまして。最初はトントンって肩を叩かれて振り返ったら誰もいないとか（笑）。それがだんだん髪を引っ張られて誰もおらんとか、最終的には膝カックンされて、膝から崩れ落ちて誰もおらんとか…」とNMBメンバーの悪ノリを暴露。綾部も「ケンドーコバヤシさんや小藪さんは“そんな風にやってくるヤツは誰もいないって”言ってました。完全に僕らだけナメてる部分があるんじゃないかな」といいつつ「良い意味で仲良くやらせてもらったので」とフォロー。

　東京と大阪では現場の空気感の違いについて、福本愛菜は「東京の方は、ウケるところが違っていて。さやか（山本）とかモノボケでガツガツいくんですけど、面白くなくても“えっ、ここで笑う？”みたいなとこでスタッフさんの笑いが入ってて、東京はあったかいというか、優しい現場の雰囲気を感じました」と説明したが、“面白くない”とズバリ言われた山本は「どういうこと？どういうこと？」と、ツッコミを入れていた。

　東京で行ってみたい場所について聞かれると、メンバーの渡辺美優紀は「メイド喫茶に行きたいです。ピースさんのお二人にもメイドさんの格好をしてもらって、私がお客さんとして行きたいです」とムチャぶり。それを聞いた綾部は「なるべく名前ださないでもらえますか」と暗に拒否。東京についてあやふやな回答に終始するメンバーに「スカイツリーは何区？」と質問すると「淡路島？」「東京区？」「山手線？」と珍回答が続出。それには綾部も「これが半年間やってきた成果です」とあきれ顔だった。

　NMB48『なにわなでしこ』のDVD-BOXは12月27日発売。