昨年12月、デビュー直後に出演したLINEのWEB動画で注目された18歳の新人女優・小野莉奈が、10月スタートの火曜ドラマ『中学聖日記』（TBS系・毎週火曜22時）で、有村架純演じる主人公・末永聖の“恋敵”となる中学生・岩崎るなを演じる。小野にとって今作が連続ドラマ初レギュラーとなる。

　今作は、女性向けマンガ雑誌『FEEL YOUNG』（祥伝社）連載中の、漫画家・かわかみじゅんこによる同名漫画が原作。物語の舞台は片田舎の中学校。自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶（くろいわあきら）に心惹かれていく女教師・末永聖（すえなが・ひじり＝有村架純）の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリー。

　聖に恋する教え子・黒岩晶役には新人の岡田健史が大抜擢されたが、晶のクラスメイトで彼に恋心を抱く岩崎るな役を演じるのが小野莉奈。昨年12月にデビュー直後のオーディションで決まった出演作品『LINE」のWEB動画の再生回数がYoutubeで190万回を超え、その演技力がLINEユーザーのみならず、業界内で注目を集めた、期待の新人女優だ。その後も短編映画『アンナとアンリの影送り』の主演を射止めるなど活躍の幅を広げ、今回初の連続ドラマレギュラー出演となった。

　小野が演じる岩崎るなは、晶といつもつるんでいる仲良しメンバーの一人であり、晶に一途に想いを寄せる少女。一見冷静で大人びた発言もするが、本当は自分の気持ちに嘘をつくくらいなら傷ついてでも心に正直に動く、素直で熱いタイプという設定。ピュアで世間知らずな晶が、担任の聖に恋をしてしまったことを知り10歳年上の聖を自分の“恋敵”として敵視するようになっていく。主人公たちの恋に波紋を起こす重要な役回りでありつつ、るなの純粋な想いやいじらしさの表現も要求される難役。新人の小野がどう演じるのか注目される。

■小野莉奈コメント

「私は、岩崎るなの自分に嘘をつけなくて真っ直ぐなところ、悩みながらも前に進もうと頑張るところ、優しいところがすごく好きです。ですが、自分の演じ方によって皆さんのるなに対する印象とか好みが変わってしまうんだなと思うと正直少し怖いですし、だからこそるなに対して常に慎重に演じていないといけないなと思います。周りの本当にすごい役者さん。熱心に指導してくださる監督さん。私が失敗しても温かく見守ってくれるスタッフさん。優しくて、楽しい現場に感謝しながら後悔のないようにこれからも撮影に挑んでいきたいです！」