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2015/10/22 21:20
ゲーム版でお馴染みクリス、レベッカ、ピアースも活躍! 若手俳優が躍動する舞台『バイオハザード』開幕
日本が世界に誇る人気ゲームシリーズ『バイオハザード』の初舞台化作品『BIOHAZARD THE STAGE』の公開ゲネプロが22日、EX THEATER ROPPNGIで行われ、全キャストが囲み取材に応じた。
『BIOHAZARD THE STAGE』は、ゲームの『バイオハザード5』と『バイオハザード6』の間の時間軸に位置する舞台オリジナルストーリー。西オーストラリアの大学で起こった謎のバイオテロ事件に立ち向かう対バイオテロ部隊の壮絶な闘いを描く。舞台の主演で、オリジナルキャラクターのタイラー・ハワードを演じる矢崎広は初日を目前にして「制作発表からついにここまで来た、という期待、不安、高揚感でいっぱいです」と挨拶。
物語のカギを握るIQ230の美貌の学生メアリー・グレイを演じ、今作がAKB48卒業後初舞台となる倉持明日香は「公演初日はこれまで何度も迎えているんですが、また違ったステージでお客さんの前に立つことが、こんなに早く実現して、開幕が楽しみです」と笑顔。
共演者に千葉真一の名前を見たときに「すごくビックリして、すぐ父に報告しました」という倉持は、千葉から直接アクションの指導も受けたという。取材陣にAKB48について聞かれた千葉は「知らないと思ってるの?(笑)。すごく芸達者でちょっとビックリしました」と、その才能に敬意を表した。
若手キャスト中心のカンパニーのなかで、千葉の存在感は絶大。JAC出身でアクションの腕におぼえのある中村誠冶郎(クリス・レッドフィールド)は「レジェンドなので、稽古場でアクションを教えていただいてトリハダが立ちました。“目が輝いて、子どもみたいだよ”って言われてました」と明かし、矢崎も「稽古場にいらっしゃるだけで引き締まり、もっと頑張ろうと思える存在。アクション指導でパンチを一発もらって感動しました」と若手俳優は憧れのまなざしを送る。
レベッカ・チェンバースを演じる飛鳥凛は「最初はとても緊張していたんですが、優しくお声をかけてくださって。挨拶にも笑顔を返してくださるので、挨拶が楽しみでした」と千葉の魅力に引き込まれた様子。千葉は「あなたとは結構からむので、オレがセリフを忘れたときは頼むよっていうこと」と茶目っ気たっぷりに見つめた。
そして始まった公開ゲネプロ。シリーズを通じての中心人物であるクリス・レッドフィールドや、『バイオハザード6』で人気のピアーズ・ニヴァンス(栗山航)とゲームお馴染みのキャラクターが登場。さらに『バイオハザード0』の主人公・レベッカ・チェンバースが、事件の舞台である大学の教授でBSAAのアドバイザーになっているという物語のリンクもあり、ゲームからのファンにも気になる内容が満載。
もちろんオリジナルキャラクターの活躍や、派手なアクション、プロジェクションマッピングや映像効果によるゲームの世界観の再現など見どころもたっぷり。『BIOHAZARD THE STAGE』は11月1日まで、EX THEATER ROPPNGIにて上演。