アイドルグループ・NMB48のレギュラー番組『NMB48のナイショで限界突破！』の企画で、メンバーの三田麻央（チームM）と井尻晏菜（チームBII）がスカパー！本社の光壁を飾るアートに挑戦。そのお披露目会見が行なわれた。

　『NMB48のナイショで限界突破！』はNMB48のメンバーが、他のメンバーやファンにも内緒にしていた特技や、やってみたかったことに挑戦し、自らの限界を突破するというバラエティ番組。23日初回放送の第4回では、絵が得意な三田と井尻が、「大きな壁に絵を描いてみたい」と希望し、スカパー本社玄関の光壁を飾る大型壁画制作にチャレンジ。しかしただチャレンジするだけではなく、三田は「NMB48のメンバーを登場させること」、井尻は「丸シールをアートで制作すること」というテーマが課せられた。

　番組収録を終え、作品のお披露目を果たしてホッとした表情の2人と、収録参加メンバー、MCのロバートが会見に登場。夏祭りの１シーンを描いた三田は「全部なんですけど、人数の多さと、色ですね。夜中にオレンジの提灯がポッポッて点いてる感じを出したかったので、そこは何回もやり直しました」、そして数万の丸シールを使って花火大会を描いた井尻は「公演の合間や公演終わり、空いてる時間は全て１ヵ月丸々使いました」と制作の苦労を振り返った。

　本社受付前の通路に向かい合わせで展示されている力作2点。番組MCを務めるロバートの3人も「温かみを感じるよね。みんなが花火を見てるような感じ。プロの方が作られたものなのかなと思いますよね」（山本）、「どんなに不景気でも明るい会社になりそうですよね、こんな玄関にしてもらったら。常にお祭りですからね」（秋山）、「この夏、お祭り行かなくてもいいなって思いましたね。花火も見たし。それぐらいの満足感はありますね」（馬場）と、その出来上がりに驚いた様子。

　NMB48のメンバーも「まおきゅん（三田）に似顔絵を描いてもらったことがあったので、絵が上手いのは知ってたんですけど、ここまで大掛かりなことを任されて、しかも出来てしまう2人がすごいなと思いました。趣味を超えた特技です」（渡辺美優紀）、「同じメンバーとして誇らしい！　自分たちも胸張れると思いました」（矢倉楓子）、「相当な精神力や集中力が必要だと思うので、見習いたいです」（岸野里香）と大絶賛だ。

　「べた褒めで逆に怖い」という三田も、「ファンの方にも見てもらいたいです。メンバーの普段の感じを出せたらと、全員表情が違うように心がけました。さやかさん（山本彩）が自信作です」と満足げ。渡辺は「アゴ出てる」と山本彩の特徴を捉えた（？）画力に感心していた。

　番組についてロバート山本は「NMB48の皆さんの才能を新しく見つけて伸ばしていく、個性が活きる番組なので、ファンの方も知らない顔が見られると思います」とプッシュ。「ファンの皆さんも番組を観てすごい驚くと思います。ここで見逃したら一生見れないと思います」（渡辺）という番組『NMB48のナイショで限界突破！』はBSスカパー！、スカチャンで放送。

　なおNMB48は、オーディション情報誌月刊デ☆ビュー（オリコン・エンタテインメント）に『NMB48おぼえてカエッて！』を連載中。現在発売中の8月号には太田夢莉（チームS）が登場している。