ニュース
2013/11/05 22:21
AKB48チーム4が初の公演をスタート!キャプテン峯岸「期待して応援してください」
今年8月、13期・14期研究生と研究生・峯岸みなみの昇格によって新たに結成されたAKB48チーム4が、AKB48劇場にて『手をつなぎながら』公演を3日よりスタートさせた。
『手をつなぎながら』公演は、名古屋を拠点とするAKB48の姉妹グループ・SKE48のチームSに初めて書き下ろされたセットリスト。当時フレッシュなメンバー揃いのチームSに書き下ろされた公演は、瑞々しいイメージの楽曲群と勢いのあるパワフルなダンスで人気を博している。そして今回、SKE48の公演が初めてAKB48劇場でかけられることも注目されている。
軽やかに弾けるような『僕らの風』に始まり、コミカルで大きなダンスの『マンゴーNo.2』、疾走感のある青春ナンバー『手をつなぎながら』『チャイムはLOVE SONG』の4曲を披露した16人の顔には、早くも大粒の汗が光る。自己紹介のMCで峯岸は「私は現在、可愛い曲続きで若い衣装だし、色んなものと戦いながらこうしてステージに立っているんですけど(笑)。4曲踊っただけで、ああこの公演をずっとやっていくんだという恐怖に見舞われているんですけど。この公演を通じて、チーム4の良さとか元気とか、いろんなものが伝わって行けばいいなって思います」と自虐ネタを交えつつ、フレッシュなチームと公演をアピールした。
そして公演はメンバーそれぞれの個性が活きるユニット曲へと突入。チーム4の14期生のなかでも、小嶋真子、西野未姫、岡田奈々は“三銃士”と呼ばれ注目されているが、3人はそれぞれ別ユニットとして登場。かつてチームSの公演で松井珠理奈がキレキレのダンスで魅せた『Glory days』のセンターには、笑顔と長い手足、そしてダイナミックなダンスに定評のある西野が抜擢された。そして48グループの全楽曲中でもトップクラスのアイドル曲『ウィンブルドンに連れて行って』を歌ったのは小嶋。超フリフリの衣装でハツラツと「THEアイドル」を表現して見せた。そして岡田は、初演時に松井玲奈がセンターで切なく歌い上げた『雨のピアニスト』を、クールで大人っぽい表情でパフォーマンスした。
再び衣装替えをした全員での楽曲の後、終盤のMCでは『手をつなぎながら』公演初日を迎えるまでのウラ話に。岡田が「ウチのキャプテン・峯岸みいちゃんがですね、初日の前日にチーム4全員に一人一人メッセージを書いて送ってくれたんですよ! 届いたときに全員に送ってくれてるんだなって思いました!」と興奮気味に話すと、峯岸は「いい意味だよね? 全員にいい顔してるとかじゃなく(笑)」と照れ隠しをしながら、「キャプテンらしいことって、こういうことなのかなって…」とキャプテンの自覚からの行動であったことを認めた。
中高生が中心のメンバーの中では、20歳の峯岸が最年長。西野が「『Glory days』の3人(西野・相笠萌・梅田綾乃)の平均年齢が14.33333…なんですよ。でも、その次にやる『この胸のバーコード』の3人(峯岸・岩立沙穂・茂木忍)の平均年齢が18.33333…なんですよ。平均年齢が4歳差で、(自分たちが)すごい笑顔でやってるのに、そのあと“大人”が出てくるという(笑)。だから私たちはフレッシュさを見せよう!って決めたんです」と若さをアピールすると、16歳で峯岸とユニットを組む大人びたルックスの茂木は「子供たちにはない色気? こっちにはチーム4の“ご長寿”がいるので、いろいろ学んでセクシーさを出してるんです!」と反論。ユニットごとにちょっとしたライバル心もありつつ、お互いに高め合っているようだ。
アンコールでは、AKB48の最新シングル『ハートエレキ』や、チーム4初のオリジナル曲『清純フィロソフィー』も披露。最後にキャプテン峯岸は「ありがとうございました。夏にチーム4結成の発表があって、レッスンをして、今日このステージに上がるまでに、本当にたくさんのメンバーの涙を見てきました。すごく真剣に悩み考えて公演に取り組んでいることが分かったし、自分もそうでなければならないと改めてみんなに思わされました。劇場公演に対する真剣な気持ちはAKB48グループ一番のチームだと思っていますし、パフォーマンスも表現も、結果を伴っていくようなチームになっていけるように、皆さんチーム4に期待して応援してください」と力強く宣言した。
【AKB48チーム4メンバー】相笠萌・岩立沙穂・内山奈月・梅田綾乃・岡田彩花・岡田奈々・北澤早紀・小嶋真子・篠崎彩奈・島祐利奈・西野未姫・橋本耀・前田美月・峯岸みなみ・村山彩希・茂木忍