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2013/10/17 23:51

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NMB48が3周年記念ライブを大阪城ホールで開催! 衝撃サプライズのなか紅白単独出場への想い新たに

大阪から歌謡界の頂点・紅白単独出場を目指すNMB48の気合がこもった『てっぺんとったんで!』(C)NMB48
大阪から歌謡界の頂点・紅白単独出場を目指すNMB48の気合がこもった『てっぺんとったんで!』(C)NMB48

 大阪・難波を拠点に活動するアイドルNMB48が、結成3周年を記念したライブ『NMB48 3rd Anniversary Special Live』を13・14日の両日、大阪城ホールで開催した。3公演のすべてを満員にし、33000人を動員。3年間の歴史をすべて詰め込んだサービス精神たっぷりのステージとなった。そして各公演ごとにサプライズ発表を連発。最終日には、昨年9月に卒業した城恵理子の電撃的な復帰が発表され、あまりの衝撃にメンバーが絶句する一幕もあった。

 大阪がホームとするNMB48にとって夢のステージの一つ、大阪城ホール。幾多のビッグアーティストが立ったキャパ1万超の会場に、大阪で生まれたアイドルグループが結成から3年で到達した。初日は全国高校野球風に、1期生から順に入場。1期生の小谷里歩が『選手宣誓』に立ち、「宣誓! NMB48 3周年記念コンサートにお越しの皆様ありがとうございます。この3年間にいろいろなことがありました。泣きたいこともありました。けど、みなさんの応援のおかげで、笑顔で3周年を迎えることができました。そして、夢であり目標の1つであった大阪城ホールに笑顔で立つことができています。笑顔をもらったら、あげる。倍返しだ! 私たちNMB48は、この3周年コンサートで、みなさんが笑顔になれるように最高のパフォーマンスをすることを誓います!」と力強く宣言した。

 初日は『PARTYが始まるよ』『会いたかった』『青春ガールズ』等劇場公演で歌唱する楽曲を中心に披露。ラストスパートでは『絶滅黒髪少女』から『僕らのユリイカ』までのシングルを7曲連続で披露してみせた。そしてアンコールの際には2つのサプライズ発表が行われた。ひとつはNMB48単独での『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)への出演決定(18日)。グループの大きな目標の1つが叶うことに、メンバーの喜びが爆発した。キャプテンの山本は、姉妹グループのSKE48が『ミュージックステーション』に初出場した年に『NHK紅白歌合戦』の単独出場を果たしたことを引き合いに、「この勢いで、突っ走ってがんばっていきたい」と語った。ふたつ目の発表は、NMB48の中でもヘタレキャラで異彩を放つ小谷里歩の『小谷独演会』の再演が11月に決定したこと。「其之壱」では、いきなり髪の毛を切りだすなど、大きな話題を呼んだ『小谷独演会』が帰ってくるという。

 翌13日の昼公演は、オリコンウィークリーランキングで1位を獲得したばかりの8thシングル『カモネギックス』のダンスMIXバージョンで幕開け。NMB48のみならず、AKB48のシングルやカップリング曲など、普段の公演では聴けない曲も多数盛り込んだ大盤振る舞いの内容に。山本彩が渡辺美優紀のソロ曲『わるきー』を、渡辺が山本の『ジャングルジム』を歌うなど、楽曲やユニットをシャッフルしたり、先日の『AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会』で第2位に輝いたチームBIIキャプテン・上枝恵美加をセンターに据え『上からマリコ』ならぬ『上からエミカ』を披露したりと、ファン狂喜のステージを展開した。この日は、未だ実現していなかったスタジオレコーディングの公演楽曲CDの発売(1月1日)、さらに来春のチームMによる大阪府内ツアー決定が発表された。

 そして13日夜の最終公演は、3年間で発表されたNMB48の楽曲で固められた。『カモネギックス』から『ヴァージニティー』『HA!』『オーマイガー!』とテンションの高い楽曲で一気にファンを盛り上げる。二層の可動式ステージが前後上下にメンバーを運び、ド派手にライブを盛り上げる。MCで山本は「3年前の10月9日に『AKB48秋祭り』でお披露目されてから、私たちNMB48の歴史が始まりました。そして4期生まで加入して総勢64名のグループとなりました。そんな私たちが、今日こうして大阪城ホールというステージに立つことができて、本当に本当に嬉しく思っています。それも、すべて今日まで支えてくださった皆さんのおかげだと思っています」と、会場を埋め尽くしたファン、BSの生中継を視聴しているファンに感謝の気持ちを伝えた。

 先輩からマイクを渡された研究生・渋谷凪咲は「私も大阪城ホールぐらい大きくなりたいと思います」と無邪気な言葉で挨拶をし、チームBIIの石塚朱莉はマックスのテンションで自己紹介しつつ、『ライオンキング』のモノマネで昂ぶる気持ちを表現、後輩メンバーたちもNMB48らしい前へ前への姿勢を発揮していく。多彩なユニットやチームごとの楽曲披露に加え、客席の間をワゴンで進む演出や、ケンドーコバヤシらをゲストに招いての暴露トーク、チームBIIによるグダグダな小芝居など、NMB48の魅力が詰まったステージが展開。シングルメドレーに続く『てっぺんとったんで!』では、1万人のファンが「負けたらあかん」とコーラス部分を合唱し、熱い一体感のうちに本編が終了した。

 アンコールでは、村上文香のピアノ生伴奏で『12月31日』を披露。終盤ストリングスが登場して『交響曲第9番』へと曲が移ると一気に気持ちは“年末モード”へ。年末といえばNMB48が今年の最大の目標として掲げる『NHK紅白歌合戦』がある。チームMのキャプテン・島田玲奈は「大阪城ホールというひとつの夢が叶ったので、ふたつ目の大きな夢もぜひ達成したいと燃えています!」と言い、チームNの木下百花は「紅白にもし出れるってなったら、こりゃもう勝負下着買わな!」と笑わせ、紅白への想いをそれぞれに表現した。ラストは代表曲『ナギイチ』、初のオリジナル楽曲『青春のラップタイム』でハイテンションのままゴール。山本が「もう3年、まだ3年といいますか、まだまだNMB48は足をとめることなく前に進んで行きたいと思います」と締めた。

 大団円と思われたところへ、不気味なSEと日の出の映像とともにNMB48劇場の金子支配人が登場。サプライズと悟ったメンバーはおののき、ファンも騒然。金子の「紹介したい人がいます」との声で呼びこまれたのは、2012年年9月28日にNMB48を卒業した、元チームMのセンター・城恵理子だった。メンバーは驚きのあまり、絶句、混乱し、状況が呑み込めない表情。金子の口から、「本人が正式に復帰を申し込んだ」こと、特別オーディションが10月初旬に大阪市内で開催され「本人の強い意志が確認できたこと」を受け、研究生として14日付けて城恵理子を合格としたことが告げられると、1万人のエリココールが巻き起こった。

 ワンピース姿の城が口を開くと、場内は静まり返った。「突然のことで驚いている方もいると思いますが、お久しぶりです。城恵理子です。私は、昨年の9月28日に学業に専念するためにNMB48を卒業しました。卒業して、普通の女の子として生活していく中でテレビや雑誌でNMBのみんなが活躍しているのを観て………私は、何をしているんだろう、私は、本当は何がしたいんだろうと思うようになりました。………いっぱい悩んで、お父さんやお母さんと相談して、みんなとの差をうめること、みなさんに認めていただくこと、たくさんのことを背負う覚悟で、NMB48として復帰させていただくことを許してもらいました。……納得できない方もたくさんいらっしゃると思います。…受け入れられないメンバーもいると思います…言葉じゃなくて、これからの私の行動を見て欲しいです。そして、いつかみなさんに胸をはって『ただいま』と言える時がくるように努力していきます。一から研究生として頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」。これまで子供のようなむき出しのキャラクターが注目された「次世代のエース」の、静かだがしっかりした言葉に、ファンも惜しみない歓声を送った。

 そしてもう一つ、研究生・林萌々香のチームN昇格という報告も飛び込んだ。金子支配人の滑舌の悪さで「N」と「M」が聞き取れないメンバーが、金子支配人を呼び戻しなんども聞き返すハメになり笑いを誘ったが、ここでも大きな「モカちゃん」コールが自然発生。林は「これまでぜんぜんチームに入れなくて、ファンの方に悔しい想いとか悲しい想いとかばっかりさせて、自分自身すっごい悔しくて、早くチームに入りたくって。でも研究生で学べたこともたくさんあったから。チームに昇格してももっと上を目指していきたいと思います」と涙ぐみながら感謝を述べた。

 いつもは冷静なキャプテン・山本も「衝撃がいろいろと多すぎてですね…」と言葉を詰まらせつつ、「モカちゃんチーム昇格おめでとう。チームNとしても一つのピースが揃って16人になったということで、また絆を深めていって、成長していきたいと思うので、モカちゃん、これからよろしくお願いします」とまずは林を祝福。そして「城ちゃん…。びっくりですね。でも先ほどの言葉で、城ちゃんの決意がすごく私たちにも響きました。また一人メンバーが増えたということで、もっともっとパワフルなNMB48をお見せできるんじゃないかと思います。これからも私たちのことを温かく見守ってください。よろしくお願いします」と挨拶した。最後に渡辺の「城ちゃんの復帰とか、嬉しいお知らせがあったんですけど、大阪城ホールはこのままでは終われないですよね!はっちゃけてはっちゃけまくりましょう!!」の言葉とともに、大阪の名物スポットが歌い込まれた『NMB48』を披露。3周年ライブの最後を盛大に締めくくった。

 なお、月刊デ☆ビューではNMB48のチームNメンバー山口夕輝の連載『ナンバの母ゆっぴの NMB48おぼえてカエッて!!』を掲載中。毎号一人のメンバーをクローズアップして紹介している。

関連写真

  • 大阪から歌謡界の頂点・紅白単独出場を目指すNMB48の気合がこもった『てっぺんとったんで!』(C)NMB48

  • 巨大な可動式のステージは大迫力!(C)NMB48

  • 小谷里歩による『選手宣誓』(C)NMB48

  • NMB48のデビューシングル『絶滅黒髪少女』(C)NMB48

  • オリコン1位を獲得したばかりの8thシングル『カモネギックス』(C)NMB48

  • 渡辺美優紀の小悪魔的アイドルソング『わるきー』をまったくキャラの違う山本彩が歌うというサプライズにファンも大喜び(C)NMB48

  • 山本彩の『ジャングルジム』を渡辺が歌唱(C)NMB48

  • 『ミュージックステーション』出演(18日)が決定し、文字通り飛び上がって喜ぶメンバーたち(C)NMB48

  • チームNへの昇格を涙を流して喜ぶ林 萌々香(C)NMB48

  • 1年ぶりの電撃復帰を果たす城恵理子。あまりの衝撃にメンバーは絶句(C)NMB48

  • 強い意志で復帰を決めた心境を語る城。その姿をみつめる山本彩の胸にはどんな想いが去来しているのか(C)NMB48

  

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