アイドルグループ・Berryz工房と℃-uteのメンバー12人が、クロストークBOOK『RIVAL〜12少女の10年物語〜』を発売。その記念イベントを、8日、東京・福家書店新宿サブナード店で開催した。イベント前の記者会見には、Berryz工房から、嗣永桃子、徳永千奈美、須藤茉麻、熊井友理奈、℃-uteから矢島舞美、鈴木愛理が登場。嗣永は「ももちを筆頭に12人の可愛いコが載っています。たくさんの“おとももち”(お友達の嗣永語)に見てもらいたいです」とPR。“ももち節”が炸裂した。

　Berryz工房と℃-uteのメンバー12人は、2002年に最終選考が行われた「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」をきっかけにデビューしている。今年で芸能生活10周年を迎えたことを記念して発売されたのが、この『RIVAL』。12人のメンバーが、他の11人のすべてのメンバーと対談。合計66通りの対談を掲載している。

　この日のイベント前の記者会見では、メンバーたちが、この10年を振り返ってトークをくり広げた。「たくさんの方のご協力があって、ここまで来られました」と感慨深げに語る嗣永。当初、嗣永はプロデューサーのつんく♂から「ももちを採用するか最後まで迷った」と言われたそう。でも「今は後悔はないと思います！」と自信満々の表情で語った。

　同じくBerryz工房の徳永は、当時「ノリでオーディションを受けました」と笑う。「そんな私が10年も続けてこられてびっくりしています」

　現在12人の中で一番の長身のBerryz工房・熊井。「1年で20cm伸びた時期もありました。10年で背丈的に外見が一番変わったのは私です」と笑顔で語る。それを聞いた嗣永は「可愛さでは桃ちゃんがNo,1なので、そこは譲ります」と変なライバル意識を発揮し、周りを苦笑いさせた。

　またハロー！プロジェクトは今年で15周年。℃-uteの矢島は、「私にとってハロー！プロジェクトは“育ててもらった場所”。挨拶など基本を一から教えてもらって、もう一人の親のような存在です！」と感謝の思いを込めて語った。

Berryz工房×℃-uteクロストークBOOK『RIVAL〜12少女の10年物語〜』はワニブックスより発売中。1890円(税込)。またBerryz工房、℃-uteともに出演する『ハロー！プロジェクト誕生15周年記念ライブ2012夏』の東京公演が11日、12日、18日、19日の4日間、東京・中野サンプラザで上演される。