元Dream5の大原優乃が、東京女子流とコラボしたTIF限定ユニット「東京女子流 with 大原優乃」として、世界最大級のアイドルの祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」に3年ぶりの帰還を果たした。最終日の5日には、メインの「HOT STAGE」（Zepp Divercity Tokyo）に立ち、「ヒマワリと星屑」など、東京女子流の初期ベストと言えるセトリで、キレのあるダンスを見せつけた。

　まずはステージに女子流の4人が登場し、大原がミュージックビデオに出演する「初恋」をしっとりと聴かせる。2曲目のダンスナンバー「Never ever」が始まったところで大原がステージに駆け込み、5人のフォーメーションが完成。キレキレのパワフルなダンスから、セクシーに腰をくねらせる「Limited addiction」、5人の息の合ったコンビネーションが美しい「Intro〜鼓動の秘密」と立て続けにパフォーマンス。TIFのために作られた限定ユニットとは思えない完成度で観客を沸かせた。

　MCで「3年ぶりのTIF…最高でーす！　楽しいですねやっぱり」と高ぶる気持ちを表現した大原。中江友梨も「優乃がこの2日間のために、私たちの曲たくさん頑張って覚えてくれたので、本当に素敵な化学反応を起こしていきたいと思います！」と手ごたえを感じているよう。最後の煽りを託された大原は「TIF！　まだまだ盛り上がっていけますかーッ！　東京女子流 with 大原優乃、目に焼き付けてくれますか！」と叫び、ラストスパートに突入。ライブで最もアガる定番曲「ヒマワリと星屑」、会場全体が一緒に踊る「おんなじキモチ」、グルーヴィーな「Attack Hyper Beat POP」と一気に駆け抜けていった。

　大原も女子流メンバーも、よほど肌があったのか、グランドフィナーレで再集結の含みを持たせる発言も。最終日のセトリは、5人のフォーメーションで美しく見せられる楽曲も多かっただけに、またこのユニットのリユニオンを望むファンも多いのではないだろうか。