「2025年から来たセルフ・クリエイティブアイドル」をコンセプトに2011年から活動してきたCoverGirlsが、7日に行われた定期公演において、7月1日をもって現体制での活動を終了することを発表した。今後7月からオーディションを行い、メンバーを刷新した上で、今秋再始動する。

　ライブも後半、ステージで横一列に並んだメンバーがゆっくりと語り始める「私たちCoverGirlsは7月1日をもって、現体制での活動を終了します」。そして「結成して7年、多くの人に支えていただきました。CDもたくさんリリースして、ワンマンライブもたくさんやらせていただいて、みんながいたからここまで活動できました」と感謝を述べた。

　結成から7年活動を続けたアイドルは少ない。しかし「長く続けている中で、惰性で活動する状況が生まれていた」という偽らざる想いを吐露。そこで「一旦、活動の幕を閉じることを決断」したという。しかし「ここで終わるわけではないです。活動終了とともに大きなオーディションを行うことになりました」と宣言した。

　「ゼロからCoverGirlsを背負って頑張るメンバー」で再スタートするためのオーディション。現メンバーがCoverGirlsに残るとしても、「いちからオーディションを受けることになる」といい、再始動は「10月から11月」を予定している。

　現メンバーには、このオーディションに参加するほか、社内の他のアイドルグループへの移籍、個人活動、芸能界引退などの選択肢が与えられた。石田涼は「CoverGirlsが大好きなので、ここを最後に引退」。坂東遥は「アイドルを辞めることは考えていない」と活動を続行。白崎りのは「一つ上の資格を取ることに専念」するため引退。上木美亜は「負けないです。頑張ります」と活動続行。横山なつみは「事務所に残って引退はしない」とそれぞれの道を選んだ。この5人のメンバーとしては「SEKIGAHARA IDOL WARS 2018 〜関ケ原唄姫合戦〜」（7月21日・22日）の限定復活のステージが最後の活動となる。

　7月以降、7年間の歴史を持つアイドルを新たに塗り替えるメンバーの募集が始まる。オーディションの情報はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中だ。