ニュース
2017/12/13 05:01
15歳のモデル・南沙良、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演
今年8月公開の映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを果たした、ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」専属モデルの南沙良(みなみ・さら)が、2018年7月公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、蒔田彩珠(まきた・あじゅ)と共に主演を務める。
本作は、実体験をベースに描いた漫画家・押見修造(おしみ・しゅうぞう)の同名タイトル「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(太田出版)が原作で、ファンの多い押見作品の中でも、ひと際人気が高い作品。思春期を迎えた少年少女たちが抱える葛藤や苦悩を描きながら、誰しもが持っているコンプレックスとの向き合い方、自分のあるべき姿について描く。
主演の南沙良は、上手く言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲と馴染めずにいる高校一年生・大島志乃(おおしま・しの)を演じ、次第に変化していく内面を繊細に表現し、言葉が上手く話せないという難役に挑む。また、劇中では歌声も初披露する。蒔田彩珠演じる、音楽好きだが音痴な同級生・岡崎加代(おかざき・かよ)との掛け合いは、世代を超えて胸に響く新たな青春ストーリーとなっている。
なお、脚本は、『百円の恋』第 39 回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ほか、数々の賞に輝いた足立紳(あだち・しん)、メガホンは、乃木坂46の MV などを手掛け、本作が長編商業映画デビューとなる湯浅弘章(ゆあさ・ひろあき)氏が監督を務める。
■南沙良 コメント
「小学生の頃から押見先生の作品が大好きだったので、お話をいただいた日は嬉しさのあまり興奮してなかなか寝付けない反面、作品の世界観を崩してしまわない
かと少し不安な気持ちになりました。ですが、こんなに早く主演をやらせてい
ただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。他の人と違う部
分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているよ
うな〈悩み〉や〈苦しみ〉。志乃と加代、菊地それぞれが、その悩みを乗り越え
ようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、ぜひたくさ
んの方に観ていただきたいです」
■南沙良 プロフィール
2002年生まれ、神奈川県出身。第18回 nicola モデルオーディションのグランプリを受賞。現役の、ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)専属モデルとして活躍中。2017年、映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。