グラビアアイドルで歌手の篠崎愛が3日、秋葉原・書泉ブックタワーで写真集『結晶』（講談社）の出版記念お渡し会を行なった。14歳から11年間活動し「25歳になった今しかできない、今の私の『結晶』です」と自信作をアピールした。

　3年ぶり10冊目の写真集は、これまで篠崎がNGにしてきた“着てないように見える”ショット、布1枚や手ブラを解禁。母も「NGじゃないの？」と驚き、友人も「え、脱いだの？」とざわつく「今まで以上に大胆な」チャレンジ作となった。篠崎は「25歳の大人の女性になったので…写真集だし…キレイに撮ってもらったのでいいかなって」とさらりと語った。

　特にお気に入りは「白のビスチェ」のショット。「癒し感もあるし、ドーリーだったり、セクシーな感じで物悲しくもあるし、いろいろ想像できるかなと思って」と自信ありげ。衣装でもビスチェ コルセット系が好きなようで「キュッと締めてくれるし、いい凹凸を出してくれるので」と明かした。

　3年ぶりの写真集に臨むにあたって、自炊で野菜中心の食事を心がけ、体型のコントロールをしたという。撮影中も「食べないで身体を絞ろう」としたが「無理でした」とあっさりギブアップ。というのも「おいしい豚しゃぶのお店を見つけて毎日行ってました。お出汁で食べるサッパリ系？」と肉食女子の本能には勝てなかったようだ。

　近年、国内では歌手活動を主に行なっており、グラビアはご無沙汰だったが、韓国や台湾ではグラビアを披露、大ブレイクを遂げていた。今回の写真集も別エディションで日韓台の3カ国同時発売となっているのだ。韓国・台湾のファンの印象について「日本の方はシャイだけど、海外の方は“天使！！　本当にいるんだ”とか“本当に大好きです！”とかストレートに表現してくれますね」とその違いを語る。

　実際の男性の好みを聞くと「ガンガン来られるのも困るし、シャイ過ぎるのもちょっと。その中間ですね」といい、「健康的な人がいいです。私がいっぱいご飯を食べるので。たくさんご飯を食べる人が好きです」と語った。

　キャッチコピーに「最初で最後の超SEXY」と書かれていたため、「まさかグラビア引退か」と思われたが、「これ以上となったら脱ぐしかないので」という意味だったそう。グラビア活動、歌手活動ともに「今後も続けていきたい」と意欲を燃やしており「大きく言えば、すべての人に愛されたい。みんなから好かれるような人になりたい」と夢を語った。