俳優・山田孝之が命名し、企画にも協力する、俳優のための新サービス『mirroRliar（ミラーライアー）』が1日スタートする。

　『mirroRliar』は、「役者になる」という想いをもった人々に対し、監督・脚本家たちの連載コラムや、インターネット上で開催する演技のワークショップ、役者になる前に知っておくべき情報の配信、短編映画やすでに公開が終わってしまった映画の視聴など、俳優になるために知っておくべき情報や、演技のノウハウなどの「学び」を、WEB上で提供する。

　また映画を主とした様々なオーディションの開催や、監督・先輩俳優と直接会える場としての懇親会への招待、プロフィールやPR動画が掲載できるポートフォリオの作成など、俳優デビューに繋がる「チャンス」を掴むきっかけを与えるサービスも展開する。

　なお、この「mirroRliar」の趣旨に賛同し、もっと様々な俳優が誕生して欲しい、日本の映画界がもっと盛り上がっていって欲しいという想いを持った、俳優の阿部進之介と山田孝之の今サービスへの協力が決定。「mirroRliar」上には、1日から今サービスの企画者である株式会社and pictures 代表・伊藤主税と阿部、山田の3名による対談も公開されている。このほかにもサイト内で様々なコンテンツを展開していく予定だという。

　サイト内では、短編映画『ショートトライアルプロジェクト2018』のオーディションも開始。第1回は『世にも奇妙な物語』シリーズなどでプロデュース、ディレクターを務めてきた小椋久雄監督作品の出演者オーディションを実施。「mirroRliar」は、オーディションでキャスティングされたユーザーや、オーディション及びワークショップで実力が評価されたユーザーの所属事務所サポートも行っていく。

　今後の「mirroRliar（https://mirrorliar.com/）」の展開についてや、オーディション情報についての記事を、オーディション情報サイト「デビュー」においても掲載していく。

■「mirroRliar」伊藤主税コメント
「俳優さん女優さんを目指す方々の中で、難しいんじゃないか、私なんかが無理なんじゃないかと思う方々もいらっしゃると思います。でも、一番大事なのは『やってみよう！』と思う気持ちなんじゃないかなと。せっかくだったら、その気持ちを大事にして全力を尽くしてチャレンジしてもらえたらなと思っています」

■阿部進之介コメント
「個性は本当に十人十色です。誰かに対してこういう役者になりたいな、と思い目指す事も事も良いと思うのですが、それよりも自分の個性を掘り下げて、自分としっかり向き合って、見た事のない素晴らしい個性を魅せてもらえたら嬉しいと思っています」

■山田孝之コメント
「日本の映画界、俳優界は人材が不足しております。皆様、気軽な気持ちで俳優を目指してもらえたら嬉しいなと思います。仲間が非常に少ない！　もっと仲間が欲しい！　寂しい！『役者やってみるか、山田と』というくらい気楽な感じで役者は初めていいものです。きっと楽しめると思いますよ」