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2016/08/18 21:17
ミュージカル『ワンサくん』開幕! 子供たちが「のら犬」になって大あばれ
手塚治虫の名作マンガをミュージカル化した、『せたがやこどもプロジェクト2016 キッズ・ミュージカル「ワンサくん」−祭りにいくぞ!大脱走!−』の公開ゲネプロが18日、世田谷シアタートラムで行われた。
ミュージカル化にあたって演出を手掛けるのは、Eテレ『みいつけた!』の“オフロスキー”役として子どもたちに大人気の小林顕作。そして脚本は『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が手がける。出演はオーディションで選ばれたキッズ、ジュニアキャストたち。この日はダブルキャストの「ギャオ!組」が登場した。
74年放送のアニメ版もミュージカル風だったが、今回の舞台版も歌とダンス、そしてギャグが満載。キッズ・ミュージカルといえど、お行儀の良いいわゆる名作という感じではなく、個性豊かなキャストが文字通り大暴れする、とにかく楽しい舞台になった。
みのりの演じる、ピュアでまっすぐな「ワンサ」、畑芽育が演じる姉御肌でちょっぴり色気のある「おネエ」などなど、一人ひとり(一匹?)に注目して観るのも楽しい。19日に初日を迎えるダブルキャストの「ワァオ!組」の熱演も期待したい。
『せたがやこどもプロジェクト2016 キッズ・ミュージカル「ワンサくん」−祭りにいくぞ!大脱走!−』は、世田谷シアタートラムにて28日まで。