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2016/04/05 06:01

デビュー

乙女新党の14歳・其原有沙、すイエんサーガールズに決定「ワクワク感を観ている人に届けたい」

5日放送の『すイエんサー』(Eテレ)から「すイエんサーガールズ」の新メンバーとして出演する其原有沙、14歳の中学3年生。乙女新党のメンバーとしても活躍する(C)Deview
5日放送の『すイエんサー』(Eテレ)から「すイエんサーガールズ」の新メンバーとして出演する其原有沙、14歳の中学3年生。乙女新党のメンバーとしても活躍する(C)Deview

 アイドルグループ・乙女新党の其原有沙(そのはら・ありさ)が、5日放送の『すイエんサー』(Eテレ/19:25〜)から「すイエんサーガールズ」の新メンバーとして出演する。くるくる変わる豊かな表情と、とにかく元気なパフォーマンスで人気の14歳に、デビューのきっかけから、そのキャラクター、番組の裏話までたっぷりと聞いた。

■其原有沙(乙女新党)インタビュー

「すイエんサーガールズの先輩はいい人ばかり! 幸せ者だなって思います」

――先日のピューロランドでのミュージカル公演を観ました(3月21日/劇団乙女新党×ハローキティ ミュージカル公演 inサンリオピューロランド〜雨とリボンと乙女とハローキティ〜)。歌はもちろん、笑えてその後ウルッと来る素敵なお芝居でした。有沙ちゃんは物語の発端で、鍵になる役でしたね。

「めっちゃ緊張しました。稽古中にインフルエンザにもなっちゃって、メンバー全員で合わせられたのが2日前で、これはヤバイと。私も休んでいる間にイメトレをして、なんとかついていけるようになったんですが、いざ本番となって、フェアリーランドシアターに入ると、レッスンスタジオと違って広いから、より大きな声を出さないといけないということで、すごく緊張しました」

――そんなことを感じさせない堂々とした演技でしたよ。

「実は緊張して、本番前に泣いたんです。お客さんも入ったなかで自分らしく演技ができるか不安だったんですけど、実際に始まったらワクワクしてきて、自分らしい演技を来ている人に見せてあげたいっていう気持ちで演じていました」

――ステージは乙女新党の仲間もキティちゃんも一緒でしたから。

「物語に登場するキティちゃんのぬいぐるみが、愛里ちゃん(乙女新党・長谷川愛里/現在病気療養中)との友情の証っていう話があったじゃないですか。あれは実話だってステージで話したんですけど、脚本の三田卓人さんに“知ってたんですか?”って聞いたら、“え?何が?”って。“これ本当のことなんですよ”って言ったら、三田さんも“えぇーっ!!”ってなって。知らなかったのに偶然に書いてくれたんですよ。本当にビックリしました! アイドルを初めてすぐのときに、愛里ちゃんと2人でキティちゃんのぬいぐるみを買いにいったんです。だから今回のお話は想い入れも強かったんです」

――キティちゃんと一緒に6人で踊っているのを観たとき、キティちゃんは白いから、イメージカラーが白の愛里ちゃんも一緒に踊っているような印象を受けました。

「そうですよねー! 私も思いました! キティちゃんは踊りもキレッキレで、さすがスーパースターだなって思いました(笑)

――今回ミュージカルの舞台を経験して、自分の中に変化はありました?

「小さい頃からお芝居をやってみたいなって思っていたんですけど、今回ミュージカルを通して、お芝居の楽しさをすごく感じました。中学からはじめたアイドルはずっと続けたいんですけど、同時にドラマや映画、舞台にも挑戦したいっていう想いがよりいっそう強くなりました」

――アイドルとしてステージに立つことと、お芝居で舞台に立つことの違いは?

「ぜんぜん違います。ライブはファンの方と一緒に作る感じなんですが、ミュージカルはファンの人というか観に来てくれている方と楽しむ感じで…なにか似ているようで、ぜんぜん感じが違いました。今回のミュージカルではアイドルとしての自分を演じたんですけど、次にミュージカルに出るときは自分じゃない役をやってみたいです」

――ではここで、ちょっと時間を戻して、スペースクラフトに所属したきっかけを教えてください。

「お母さんが応募したことがきっかけです。私、小さい頃から全然人見知りも無くて、初めて会った大人の人とも仲良くなれるタイプだったので、お母さんが向いてると思って入れたと思うんです。小さい頃に出たCMは今もすごくよく覚えていて、テレビの画面に自分の姿が映るのがワクワクして嬉しかったんです」

――人前に出ることは好きだった?

「人前に出て目立ったりすることは好きでした。それは今にもつながっているかも知れませんね(笑)。幼稚園で劇をやるときでも、自分がやりたいと思った役はとことん“やりたい!やりたい!やりたい!やりたい!”って言ってました」

――この仕事を続けたいなと思ったのはどうして?

「私がCMに出ているのを友達が観て“良かったよ”って言ってくれる声が嬉しくて、もっと頑張って、もっとみんなに見てもらいたいっていう気持ちがあったから、この仕事を続けたいと思ったんです」

――友達のあいだでは、どんな子って言われてました?

「“自由”で“元気”って言われてました」

――それは今ステージで観ている姿とほとんど変わらないですね(笑)。

「変わりませんね。先生がライブに来ると“学校の有沙とまったく変わらないねーっ”って言ってくださいます。ライブによく来てくれて、タオルもぶんぶん回すような先生なので」

――ファンの人ももちろんですけど、周りの人や友達が喜んで応援してくれるのもモチベーションになっていますか?

「モチベーションですね。みんな乙女新党の曲を歌ってくれます。“カラオケで『ツチノコ〜』流れてたよ〜”とか“MV見たよ〜”とか友達が言ってくれるので」

――すごくいいことですよね。目立ち過ぎて孤立するケースも聞きますし。

「芸能界に入ってる子にそういうことがあるとか聞くんですけど、私は孤立したこととか1回もなくて。そういう面では友達に恵まれているなって思います」

――有沙ちゃんが自分から発している雰囲気もあると思います。

「自分では分からないんですけど…このままなんで、本当に」

――本当に裏表がないから応援したくなるのかもしれませんね! そして、アイドルグループ・乙女新党のオーディションを受けたことが大きな転機になりました。

「はじめはモデルや女優を頑張りたいと思っていたんです。だからいろいろなアイドルのオーディションの話は来ていたんですけど、アイドルに興味が無かったし、自分がアイドルになってたくさんの人を元気づけられるかっていったら、そうではないと思っていたので、自分には向いてないと思って断っていたんですよ。でも乙女新党のことを調べたら、ほかのアイドルとは違うオーラがあって、子役のときから観ていたちかちゃん(荒川ちか)もいて、こんなアイドルグループなら入ってみたいなって思えたんです。最初はオーディションに“受かればいいな”ぐらいの軽い気持ちだったんですが、第1次審査に受かって、ダンスや歌の審査に進んで、どんどん人数が減って行くうちに、“ここにいる人たちのなかで負けたくない、このグループに入りたい”という気持ちが強くなって。そんな想いがメンバーを決める“偉い人”に届いたのかなって思います(笑)」

――これまで何度も乙女新党のステージを観ていますが、有沙ちゃんは表情豊かで動きも大きいから、ついつい目が行くんですよね。

「表情のバリエーションは、お笑い芸人さんにも負けないぐらいあります! 表情が豊かなところは自信があるし、負けたくないな、武器にしていきたいなって思っています」

――ステージの写真を撮っていても、有沙ちゃんの表情をみると思わずシャッターを切りたくなっちゃいます。

「よくジャンプしたりしてはしゃいでるので、カメラに収めるのは大変なんだろうなって(笑)。私は変顔とかはあまり恥ずかしいって思わないから、スタッフさんは困ってると思います。チェキ会で変顔をすると、“それいいの?”って言われます。私はなんとも思わないんですけど、事務所の方が(マネージャーをチラ見)いい顔しないので(笑)」

――変顔のバリエーションでも負けないと。

「意識をしていない間に表情がいろいろと変わるから、疲れないし自然にできます。それもどんどん磨いていけば、演技にも活かせると思っています」

――4月からはEテレの科学エンターテインメント番組『すイエんサー』のレギュラーに決定しました! 出演はオーディションで決まったんですか?

「オーディションでした。“お偉いさん”がたくさんいる部屋に一人で入っていって。『すイエんサー』は科学番組で実験することが多いんですが、私も実験がとても大好きだし、『すイエんサー』も小さいときから観ていた番組だったので、オーディションのお話をいただいたときはすごく嬉しくて。憧れの先輩もいたし、ぜったい入りたいなっていう気持ちをいっぱい話してアピールしました。私、しゃべることは好きなんですけど、まとめるのが得意ではないので。でも頑張って熱意を伝えました」

――いままで観ていた番組に出た感想は?

「先日撮影があったんですが、先輩のみなさんが優しくて、プロ意識が高くて。困ってるときや悩んでいるときも“大丈夫だよ”って言ってくださって、力が入らずにリラックスして収録に参加できました」

――すでに「すイエんサーガールズ」の空気が出来ている中に、新メンバーとして入って行くのは緊張しました?

「すっごい不安でした。最初の撮影のときには夢アド(夢みるアドレセンス)さんもいて、オーラがすごかったです。今回新メンバーは6人入ったんですけど、みんな緊張していました。すイエんサーガールズは歌も歌うんですが、歌の練習のときに夢アドさんが話しかけてくれたのがすごく嬉しくて、今でも忘れません」

――夢アドさんはアイドルもモデルもやっている皆さんだから、共通点もある?

「あかりん(山田朱莉)さんは“ライブ観てるよ! ありさちゃんのハーフツイン、めっちゃ好きだよ”って言ってくださって。緊張をほぐそうとしてくださる優しさが凄く伝わって。先輩は皆さん本当にいい方たちで、幸せ者だなって思いました(笑)」

――『すイエんサー』って台本が無いんですよね。

「テレビで観てたときは“これって台本あるんじゃないの?”って思っていたけど、“あ、ホントにないんだぁ”みたいな(笑)。ドアを開けて入って行ったら、いきなりいろんなモノが用意されていて、“今日のお題はこれです”ってその場でやっと分かるんです。すごく不安もあるけど、ワクワクドキドキのほうが大きいので、このワクワク感を観ている人に届けられたらいいなって思っています」

――番組のロケではいい経験ができそうですね。

「先日のロケではゆうみん(志田友美)さんとリサ(谷内里早)さんと一緒だったんですが、考えがプロなんですよ! そんななかに新メンバーの私が入って行って、迷惑かけないかな、頭の回転の速さについていけるかなって不安でした。でもお二人が上手く引き出してくださったので、どうなっているかオンエアが楽しみです。ロケは一日がかりで大変なんですけど、実験が大成功したときは嬉しいので、やりがいのあるお仕事をいただけたと思います。この番組で自分の頑張っている姿をいろんな人に見てもらって、たくさんの人に知ってもらいたいです」

――これから有沙ちゃんの新しい魅力が見られそうですね。そして4月の新年度が始まりましたが、有沙ちゃんの個人としての目標は?

「4月で中3になって、中学生最後の年なので、中学生までにしかできないことをとにかくたくさんやりたいです。そして今のアイドル活動も、自分が“できる範囲で”全力で頑張ります。お芝居もすごく楽しかったので、これからもいろんなことに挑戦して、いろんな方に観てもらって、どんどん活躍できる1年になればいいと思います。この1年でパワーを貯めて、高校生になって“バーーンッ!!”っていけるように頑張りたいです!」

――ありがとうございました。

 其原有沙が出演する『すイエんサー』はNHK Eテレにて4月5日、19時25分〜放送。なお、彼女が所属するスペースクラフトグループの新人募集情報『春ドラマ特別オーディション2016』が、オーディション情報サイト「デビュー/Deview」に掲載中。

■其原有沙プロフィール

そのはら・ありさ●2001年8月24日生まれ、東京都出身。特技はクラシックバレエ。アイドルユニット「乙女新党」のメンバーとして活動中。『すイエんサー』(NHK Eテレ)には4月5日の放送回から出演する。

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  • 5日放送の『すイエんサー』(Eテレ)から「すイエんサーガールズ」の新メンバーとして出演する其原有沙、14歳の中学3年生。乙女新党のメンバーとしても活躍する(C)Deview

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  • 豊かな表情が魅力の美少女・其原有沙(C)Deview

  • 豊かな表情が魅力の美少女・其原有沙(C)Deview

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