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2015/07/15 11:01
鈴木拡樹主演の歴史異聞、舞台『幻の城』制作発表
今秋上演される舞台『幻の城〜戦国の美しき狂気〜』の制作発表会が14日、東京・渋谷「アメスタ」にて行われた。主演の鈴木拡樹をはじめ、細貝圭、山本匠馬、新垣里沙、染谷俊之、風間由次郎、井深克彦、北代高士、寿里、石井智也、山崎樹範らのキャスト陣と、テーマソングを担当する「天月-あまつき-」、演出の大関真、座間隆司プロデューサーが登壇し、作品に懸ける想いを語った。
豊臣と徳川による戦国最後の戦い“大坂夏の陣”を大胆な発想で描いた風野真知雄の長編歴史小説『幻の城 大坂夏の陣異聞』(祥伝社文庫刊)を原作に、「教科書には載らないような歴史上の出来事を、興味深く面白くエンターテインメントとして表現する」ことをテーマに昨年スタートした『もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ』の第2弾として上演される舞台『幻の城〜戦国の美しき狂気〜』。
制作発表会には主要キャストが登場。今回主演を務め、宇喜多秀家を演じる鈴木は「シリーズ第2弾ということで期待されている部分もあるかと思いますが、“挑戦”という気持ちを持って取り組んでいきたいです」とコメント。根津甚八役の細貝は、「早くカンパニーの皆さんと仲良くなって、成功させたいです。」と期待をふくらませ、今回シリーズ初参加の豪姫役・新垣は「今回シリーズ初参加となりますが、しっかり頑張ります。また、男性が多い中ですが、負けないようについていきたいです!」と意気込みを語った。
『幻の城〜戦国の美しき狂気〜』はEXシアター六本木(東京・六本木)にて、10月9日(金)から18日(日)まで、全13公演上演される。なお現在オーディション情報サイト「デビュー」において夏の特別オーディションを開催中。鈴木拡樹所属のオウサム、細貝圭所属のプロダクション尾木、風間由次郎所属のアミューズ、石井智也所属の太田プロダクションの所属新人オーディションが掲載されている。
■『幻の城 大坂夏の陣異聞』
慶長十九年(一六一四)、徳川家康との戦さの気運が高まる中、豊臣方の武将が続々と大坂城へ入城していた。大坂の陣の幕開けである。だが真田幸村は、一抹の不安を覚えていた。大坂城には総大将にふさわしい器を備えた人物がいないのだ。「あの方しかいない」幸村は密かに根津甚八らを流人の島・八丈島に向かわせる!狂気の総大将を描く、もう一つの「大坂の陣」。