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2015/06/08 23:11
元SKE48・加藤智子を含む7人でアイドルグループ結成! 20歳以上限定大人アイドルオーディション最終選考!
元SKE48・加藤智子とともに活動するアイドルグループのメンバーを選ぶ、『20歳以上限定 大人アイドルオーディション』の最終選考が7日、秋葉原Twin Box GARAGEで開催された。応募総数800名のなかから選ばれた6名に、加藤を加えた7名で大人系アイドルグループが始動。7月には早くもお披露目イベントが決定していることも発表された。
「夢の続きをもう一度」というコンセプトを掲げ、20歳以上の女性であれば誰でも応募可能というTWIN PLANET主催の『大人アイドルオーディション』。応募総数は約800名で、キャビンアテンダントなど、様々な肩書きを持った女性がオーディションに参加。3次にわたる選考を経て選ばれた17名が、2泊3日の合宿審査に臨んだ。
ファイナリスト17名は、合宿でチームレッド、チームブルー、チームブラックの3チームに分かれ、課題曲の歌割り、振り付けを2日間で仕上げてきた。合宿を通じて、歌唱力・ダンススキルなどの技術面、集団生活での行動意識、普段のキャラクター、グループで練習に取り組む姿勢などもチェックされ、3日目にあたるこの日、集大成となる公開ステージパフォーマンスに臨むこととなった。
3日間の合宿で築いた濃密な絆を武器に、全力のステージパフォーマンスを見せた17人。審査を待つ間、それぞれの想いがあふれ、涙が止まらなくなる場面もあった。しかし、感傷に浸るまもなく結果発表の時間はやってくる。最終審議の結果、櫻井希、中山安美、松本優子、水口奈美、藤方彩乃、吉井渚沙の6名がメンバーに決定。6名は、残りの11人の想いも背負い、夢をつかむための一歩を踏み出した。
最後には、加藤の口から7月に原宿アストロホールでお披露目ライブが開催されること、7月30日に大阪・なんばHatchで関西コレクションプロデュースの学生ランウェイで、2500人の前でパフォーマンスをすることが発表された。早くも動きだした「大人アイドル」。これから7人がつむぐ「夢の続き」を応援していきたい。
■大人アイドルメンバー最速インタビュー
――結果を受けての加藤智子さんの感想をお願いします。
加藤智子「12月にオーディションを開催すると発表して、ようやく決まったので、今はすごくホッとしています。みんな合宿から帰ってきてすぐのパフォーマンスにも関わらず、疲れを感じさせずにキラキラしていました。ファンの皆さんも喜ばれていましたし、パワフルに気持ちが伝わるパフォーマンスをしているなと思ったので、こんなに素敵なメンバーと一緒に活動できることが嬉しいです。逆に私のほうが大丈夫かな?っていうぐらいで(笑)。グループ活動にはちょっとブランクがあるんですが、グループにいたということで、皆にノウハウを教えられたらいいなって思っています」
――今日選ばれた皆さんがこのオーディションにチャレンジしたきっかけを教えてください。
水口奈美(21歳)「私が芸能界に興味を持ったきっかけはモーニング娘。さんで。そこからアイドル活動やモデル、女優さんにも憧れていたので応募しました。短大を卒業して、今は専門学校に通っているのですが、20歳を過ぎても夢を諦めることができなくて、毎月買わせていただいていた『月刊デ☆ビュー』さんでこの募集を知って、20歳以上限定のオーディションということで応募しました。これまで書類審査で落ちてしまうことが多くて、オーディションに参加させていただくのは2回目ぐらいなんですが、合格できて嬉しいです」
藤方彩乃(21歳)「小さい頃からアイドルに憧れていて、何度もオーディションを受けてきました。高校を卒業した後、大学に通う予定だったんですけど。両親からアイドルをやりたいのか、大学に行くかという、夢と現実の選択を迫られて。そのときにアイドル一本でいくことを決意したんです。そこからお金を貯めてオーディションを受けてきたんですけど、20歳になるとどんどんチャンスが無くなってきて、ましてやアイドルという枠になるとすごく少なくなって。毎日『デビュー』の携帯サイトで“20歳以上のオーディション”で検索をかけていたところ、“私のためのオーディション、キターッ!”てなって(笑)、迷わずチャレンジしました」
松本優子(26歳)「私も小さい頃からアイドルが好きで、アイドルの方から元気や勇気をもらっていました。昔は引っ込み思案で人前に出ることなんて本当に無理だったので、アイドルになるなんて思ってもいなかったんですけど、数年前から元気や勇気を与える側になりたいなと思い始めて、諦められずに探していたらこのオーディションに出会いました。専門学校を出てから、ヘアメイクとしてサロンで働いていたんですけど、今はフリーランスで。ダンスのレッスンや歌のレッスンもしたことがないので、一歩を踏み出すのは勇気が必要だったんですけど。アイドルに元気をもらっていた分を、自分の活動で与えられたらいいなって思って、今回初めてオーディションに参加しました」
吉井渚沙(21歳)「昨日で21歳になりました。すごい誕生日プレゼントになりました! 小さい頃から目立つことが好きで、テレビの世界にも憧れていたんですけど、自信もなかったし、親には芸能人になりたいなんて言い出せなくて。でも19歳ぐらいのときにアイドルをやらせていただける機会があって、半年間ぐらいやってたんですけど、そこでステージに立ったときに本当に楽しくて、ヤバイ!って。もう一度目指そうと思ったんですけど、みんなが言ってるように20歳になるし…と。そんなとき『月刊デ☆ビュー』さんを本屋さんでパラパラッとめくっていたらこの記事を見つけて、“エッ! 20歳以上? 私のためのオーディション! これ受けるほか無いでしょう”って思ったんです」
中山安美(23歳)「昔から踊って歌うことが好きで、高校生のときにアイドルをやっていたんですが辞めてしまって。一度ネイリストとして就職したんですけど、当時やっていた男女混成グループの活動が忙しくなったので、ネイリストを辞めて1年間グループ活動に専念して。でも去年の11月にグループが突然解散になってしまったので、これはヤバいと。自分は芸能一本でやりたいという気持ちがあったので、一人で活動しようと思っていた矢先に『大人アイドルオーディション』に出会って応募しました。自分としては“限界はない”という気持ちでしたので、アイドル活動にも抵抗無くチャレンジしました」
櫻井希(22歳)「私は栃木県の出身で、芸能界に興味はあっても、田舎なので周りにそういうことをやっている子もいなかったので、オーディションにはチャレンジできずにいました。大学で上京したとき、芸能事務所の方に声をかけていただくことがあったので、可能性はあるのかなと思って。ただ、チャレンジしようとしたときにはすでに20歳を超えていて。アイドルが一番やりたいことなんですが、オーディションを受けても最終までは行くんですけど、あと一歩で落ちてしまって。でも私、自分がやりたいと思ったことは実現しないと気がすまない性格なので、諦めずにオーディションを探していたら、20歳以上でも年齢を気にせずに平等に戦えるオーディションを見つけて、応募しました」
――今回はチームを組んだメンバーと共にパフォーマンスしましたが、チームの全員が合格できるわけではないところが辛いところでしたね。
加藤「受かった子も受からなかった子も、どちらも頑張っていたと思います。そのなかで選ばれた私たちは、受からなかった子の分も頑張らないといけないし、その想いを伝えていかないと、と思っています」
櫻井「私、3次審査でも踊れていなくて。自主練の時間に、同じチームの候補者の子が、自分の練習もしなくちゃいけないのに“踊れてなかったよね、大丈夫?”って声をかけて、教えてくださったんです。そのときから、周りの子たちに支えられてここまでやってこれたという気持ちは強く持っています」
――この7名でグループはスタートします。皆さん意気込みをお願いします。
櫻井「人生全てをこのユニットにかける気合で、絶対ビッグなアイドルにみんなでなりたいと思います」
中山「全身全霊をかけて、全力で頑張っていきたいと思います」
吉井「20歳を過ぎてもまだまだ夢を追いかけられるんだぞっていうところを、ホントにたくさんの人に見せつけて頑張っていきたいと思います」
松本「初めて受けたオーディションなので、分からないことも多いと思いますが、アイドルになったからには、一人でも多くの方を笑顔に出来るように頑張りたいです」
藤方「自分の個性を大切にしつつ、メンバー全員の色が合わさったときにどこにもないチームの色が出せるように、常に向上心を持って、現状に満足することなく毎日確実に進んでいきたいです。ビッグになります!」
水口「まだまだ分からないことだらけなんですけど、加藤さんにもいろいろ教えていただいて、一生懸命頑張りたいですし、20歳以上の魅力も出していきたいです」
加藤「皆の話を聞いていて、アイドルになりたいという強い想いや、将来どうなりたいかという夢がよく分かりました。夢をつかむためにこのチームは結成されたので、みんなの夢が叶えられるように、私自身が引っ張っていける存在になりたいと思います。ファンの皆さんに対しても、私たちの夢をかなえる事が恩返しになると思うので、パワーを与えつつ、感じ取ってもらえるように、一緒に成長していきたいです。今日来てくださった方には、結成する瞬間を見ていただけましたし、そんな皆さんと一緒に作り上げていくことが出来るのが嬉しいです。私には頼れるところはあまり無いと思うんですけど(笑)、微力ながら引っ張っていきたいので、応援よろしくお願いします」