アイドルグループ・アキシブprojectが5月30日、新宿BLAZEにて3rdワンマンライブを開催した。600人を超えるファンで埋め尽くされた会場で、7月以降に全国ライブハウスツアーを開催すること、また2016年3月22日に赤坂BLITZで4thワンマンライブを開催することを。

　アキシブprojectは、“秋葉原”と“渋谷”両方のカルチャーが融合した、新世代の王道アイドルグループとして結成。2014年3月よりTwinBox AKIHABARAにて、定期公演を皮切りに本格始動。2015年4月14日には1stミニアルバム『乱れ髪ファイティングガール』をリリース。世界最大級のアイドルイベント『TOKYO IDOL FESTIVAL2015』にも2年連続での出演が決定するなど、着実に勢いを増しているアイドルグループだ。

　今回のライブタイトル“WAY TO DREAM”(夢への道)に合わせて、夢や将来に悩みを抱いている等身大の姿をメンバーそれぞれが表現した映画タッチのオープニング映像からライブはスタート。「だけど僕らは戦う道を選ぶんだ」という言葉と共にメンバーが登場し、「アキシブprojectとファン、一体になって進もう」というメッセージが込められた新曲『one』と『アキシブウェイ』が連続で披露され、会場のボルテージは一気にMAXに。

　「踊ってみた」の人気踊り手“みうめ”が振付を担当したユニット曲『キーワード』、タオル回し系パンク曲『Restart』、さらにお馴染みの曲のＭＩＸバージョンをパフォーマンスするなど、新しい演出がふんだんに盛り込まれた。

　ライブの中盤、リーダーの宮谷優恵(ゆえち)が「アキシブprojectとしてもっと上へ行くために皆さんに発表があります」と前置きし、『心技体／武者修行 全国LIVEハウスツアー』と銘打った全国ツアーを7月以降順次開催することを発表。メンバーが「まだまだ自分達にが足りていないことが山ほどある。ステージパフォーマンスもそうだけど、もっと上に行くためには、体力やメンタルも強くしていかなければいけない、強行スケジュールでも自分達を鍛え上げたい」とツアーにかける熱い想いを語ると、ファンは大きな盛り上がりで応えた。

　そしてアンコールの際には、「アキシブprojectが今後進んでいくために、その先の大きな目標としてもうひとつ決めたことがあります」と、4thワンマンLIVEを2016年3月22日に赤坂BLITZで開催することを発表。会場が歓声に包まれる中で、メンバーからは「約2年前にアキシブprojectがお披露目された思い出の会場で単独公演に挑戦できることがとてもうれしい。そのために全国ライブハウスツアーでもっと自分達を鍛えて、成長させて、赤坂BLITZに臨みたい」と意気込んだ。

　赤坂BLITZでの4thワンマンライブまで約10ヵ月、今後のアキシブprojectがどのような展開を見せるのかに注目だ。