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2015/04/27 20:44
ニコニコ超会議のリングで新生・仮面女子お披露目! ほもクロとのプロレス対決勝利で赤仮面奪還
最強の地下アイドル・仮面女子が26日、ニコニコ超会議(幕張メッセ)内で行われた『超プロレスリング』に参戦。新メンバーを加えた18人の新生・仮面女子をお披露目し、ほもいろクローバーZとアイドルプロレスで対戦した。
超プロレスリングで先立つ調印式で、グループの象徴・赤仮面を奪われた仮面女子。この日は赤仮面奪還をかけての戦いとなった。仮面姿に武器を携えて花道からリングへと登場した18人の新生・仮面女子で「全開☆ヒーロー」を轟音で披露すると、プロレスファンの中に紛れていた仮面女子のオタクが盛大なコールでバックアップ。
そして「みんなにとっても大切な赤仮面を奪われて、その恨みを晴らしてやろうっていう気合充分です」というセンター・立花あんなを筆頭に「元気種☆」をパフォーマンス。そして定番の人気曲「夏だね☆」を披露している最中、調印式のときと同様に突如音楽がストップ。ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」の替え歌が流れると、男色ディーノ率いる「ほもいろクローバーZ」がダンスしながらリングへと乱入。「私たち、今会えるアイドル、月末後楽園、ほもいろクローバーZ!」と名乗ると、仮面女子たちは「サイテー!」「仮面返せ!」と大ブーイング。
「アイドル勝負をして勝ったら返しますよ」という男色ディーノは「あなたたちが本当のアイドルかどうか、アイドルとしての自覚をチェックさせてください」と、メンバーのプロフィール・データを記した書類を取り出す。まず槍玉にあげられたのは新メンバーが記入したプロフィールデータ。Gカップがウリの水沢まいには「Gカップを押し出す奴にロクなのいない!」。指原莉乃に似ていることを押している坂本舞菜には「本人にツイッターで公認のリプをもらった? ファンかよ!」と一刀両断。
お嬢様的チックな星愛奈には、「今までやった一番悪いことを言ってみろ」とむちゃブリし、「(パパの部屋にあったパンを食べちゃったとの答えに)、『万引き』とか言ったら“ヤメローっ”ってツッコミたかったのに!」。最年少の前田なつみには「趣味はカフェ巡りと映画鑑賞…これのどこをイジればいいんですか!?」。百瀬ひとみには18人の仮面女子内で可愛さ18番目(最下位)のメンバーを挙げさせ(ちなみに坂本舞菜)、アイドル好きの楠木まゆには「行くぜっ!怪盗少女」を踊らせ、その出来栄えをユーザー生投票で公開処刑と、バッサバッサと斬り捨てるディーノ。
先輩メンバーたちも、お尻歩き(神谷えりな)、股割360°(月野もあ)、三点頭立(森カノン)、ソプラノ(桜雪)、アマレス長野県3位のタックル(澤田リサ)と次々に特技を披露するが、ディーノは「アイドルとしての自覚が伝わってきません!」と一喝。「アイドルとしてやっていく覚悟はありますか? プロとしてずっとアイドルでいられますか?」と問われ、憮然とした表情で「もちろん!」と応える仮面女子たちに、「今から歌ってもらいますが、歌っている間、何があろうと最後まで笑顔で歌い切ることができますか? それが出来たら仮面を返してやる」と突き付けた。
「上等だよ!」と応じた仮面女子は再び「夏だね☆」をパフォーマンス。途中ほもいろクローバーZがさまざまな妨害を仕掛けてくるが、リングに入江茂弘が助っ人として乱入ほもクロを蹴散らし、その間に仮面女子のコスチュームを着たヨシヒコが大石真翔をフォールし3カウントを奪う。勝利を手にした仮面女子「どうだお前ら!思い知ったか!」と気勢をあげる。
すると突然柔和な表情となって「ハハハハ」と笑いだすディーノ。「合格ですよ。私はあなた方を試していたんです。このようなゆるい見世物にしてしまったのも、アイドルとしての覚悟を見極めるためにやったこと。あなたたちは強い心で歌い切りました。もうこの仮面があなたたちの手に戻るときが来たのですね」と、一転して聖人のような言葉で語りかけるディーノに、心を許して近づくメンバー。だが、その途端やはり「ウソだよ!ボケ!」と足蹴に! 再び大混乱の中、遺恨を残しつつ試合終了となった。
一緒に出席した終了後の会見では、「逆風を逆風と感じずにマイペースで進める。ハートは強い子たちだなと思いました」と評価したディーノ。「こんな素敵なリングで新生・仮面女子をお披露目できて。なんでこんなに汚いおじさんたちと私たちがアイドルとして比べられなきゃいけないのか疑問だったんですけど、今日はギャフントいわせてやったんじゃないかと思います」(桜のどか)と、新メンバーのアピールと試合結果には満足しつつ、「仮面を返してくれたのはいいんですけど、謝ってもらってないんですよ」(立花あんな)とまだ怒りが収まらないメンバーも。
ディーノは意に介さず「あなた方を一流の地下アイドルに育てるように、神の依頼を受けてこの仕事を引き受けたんです。結果あなたたちは何万人の視聴者の前でやりきったじゃないですか。その力をあなた方は手にいれたんですよ。あなたたちはアイドルの階段を上った、それでいいじゃないですか」と、再び神聖な仕事かのような説法で煙に巻く。森カノンが「今日は仮面を返してくれたから、許す」と握手の手を差し伸べると、その手を握るやいなや股間に押しつけようとするディーノ! 再び戦いの火種がくすぶりながら会見は打ち切りに。「次は絶対に絶対に土下座させてやります!」(月野もあ)と、第2ラウンドを予感させながら、超プロレスリングのアイドルプロレスは幕を閉じた。