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2015/02/07 19:41
第1回ドラフト出身、AKB48・川本紗矢がエール!『第2回AKB48グループドラフト会議』候補者オーディション募集中
『第1回AKB48グループドラフト会議』の合格者で、シングル『希望的リフレイン』の選抜メンバー・川本紗矢が、WEBデビューのインタビューに答え、現在応募受付中の『第2回AKB48グループドラフト会議』候補者オーディション(12日締め切り)への応募を考えている女子にエールを送った
『AKB48グループドラフト会議』とは、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各チームキャプテン(SKE48はリーダー)と各劇場支配人、ドラフト生をスカウトする「スカウトマン」(それぞれのチームメンバーから選出)で協議の上、オーディションを通過した候補者の中から、自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。指名が重なった候補者は、プロ野球のドラフト会議と同様、キャプテンによる抽選でチームが決定する。第1回は、2013年11月10日にグランドプリンスホテル新高輪にて行われた。
■川本紗矢(AKB48 チームB)インタビュー
――川本さんがAKB48を目指したきっかけは?
川本「私は小さいときから“歌ったり踊ったりする人になりたい”って家族にも言っていたんですが、AKB48をテレビで観て、すごく気になってファンになりました。そして地元の北海道に、チームAが全国ツアーで来た時に観に行って、そこからは憧れに変わりました。ライブを生で観て、“同じステージに立ちたい”と思ったのが応募のきっかけです」
――ドラフト会議の前に14期研究生オーディションにも挑戦していますね。
川本「中学1年生の終わりぐらいですね。3次審査まで進んで、両親と東京まで行きました。北海道から東京は遠くて、すごく反対されましたが、“きっと受からないだろうから、1回ぐらいなら”という感じで受けさせてもらったんです。落選したら諦めるだろう、と。でもやっぱり、初めてオーディションを経験して、悔しい思いをしたら、余計に“次は絶対受かるぞ!”ってなっちゃって。逆効果でしたね。最初のオーディションは緊張しちゃって思ったことが言えなくて、納得がいかなかったんですよ。だから少しでも自分らしくいられればいいなと思って次に挑みました」
――しかし次にチャレンジしたのは、研究生オーディションではなくて『AKB48グループドラフト会議』でした。
川本「募集していることをお母さんが教えてくれたんですが、あまり野球に詳しくなかったので、“ドラフトってなんだろう?”って思っていました。応募のことをお父さんに言ったらきっと“ダメ”って言われるから、私とお母さんだけの秘密ということで受けましたね」
――審査の段階で候補生が絞られて、レッスンも長期間で厳しかったのではないですか?
川本「合宿審査が一番大変でした。3日間泊まり込みでのレッスンなんてやったこともなかったし、自分のことだけじゃなくてグループ行動も学んだり、演技・歌・ダンスといろいろ覚えることがあって、やったことないことだらけだったので難しかったです。ドラフト候補にはなっても、本番で受かるかどうかが分からない中で、常に緊張感を持ちながらレッスンしていました」
――そうした体験で得られたものはありましたか?
川本「こんなに長い期間、集中的に1曲を練習することはなかったので、ダンススキルはもちろん以前より上がりました。北海道から通っていたんですけど、家では自分の部屋に籠って『RIVER』を練習したり。そうやって努力すると、次のレッスンの時に“ダンスが出来ているチーム”に入れてもらえたり、一歩ずつ前進しているのを感じられたのが嬉しかったですね。一つひとつ努力する大切さを学びました」
――グループ行動の中で、仲間意識も生まれたようですね。
川本「ドラフト生のみんなともよく話していたんですが、一人ひとりで考えたらライバルだけど、審査のなかで4組に分かれてAKB48などの劇場で前座をやらせてもらっていたので、仲間を大切にすることも大事だなと感じていました。グループに入ってからもチームで活動するわけで、きっと即チームに合流するドラフト生だからこそ、仲間の大切さをオーディション期間中に学ばせてくれたのかなと思います。短い時間でいろんなことを覚えるのは大変だったんですが、そのレッスン期間があったからこそ今の自分がいる、というぐらい大きな経験だったと思います」
――いまもドラフト生の同期とは連絡をとったりしますか?
川本「連絡しますね。握手会で会ったときにも話したりします。先日、初めて『ドラフト会』というものを開いていただいて、みんなでご飯を食べました。『ドラフト会』って響きもいいですよね(笑)。ずっと一緒にレッスンをしていた同志なので、会うと凄く盛り上がります。今もみんな仲が良いし、いろんな相談もできるし、いい仲間が出来たなと思います」
――『ドラフト会議』の本番のイベントでは、たくさんのファンの前でパフォーマンスをしましたね。
川本「チームで『RIVER』と『会いたかった』を披露しました。前日から都内のホテルに泊っていたんですけど、次の日に自分の運命が決まるわけじゃないですか? “本当にこれが最後のチャンスだよ”ってお母さんにも言われていたので、<自分のなりたいものになれるか、なれないか>が決まる日を前にして、すごく怖くて。本当に震えながら本番を迎えました。ステージに出た時は固いままだったんですけど、曲が始まった瞬間、“ここで練習の成果を発揮しないと、今までの努力の意味がない。よし!頑張ろう”と覚悟が決まって、全力でやることを意識しました」
――指原莉乃さんからは「北海道から福岡のHKT48に来られる?」って聞かれていました。
川本「そうですね。家から遠く離れて活動することについては、親も“どうするの?”って感じだったんですが、私はもう、どこにいっても頑張ろうという気持ちが固まっていたので、はっきりと意志を伝えました」
――ドラフト1巡目では指名されませんでしたが…。
川本「『ドラフト会議』って、何人が採られるのか誰も分からないし、何巡目まで行くかも分からないし。1巡目に呼ばれなかったらもう呼ばれないんだろうなって思ってしまって、ショックで泣きそうになりながら待っていたら、2巡目で名前を呼ばれたので、すごくびっくりしました(チームB、S、KII、E、Hの5チームが競合)。島崎遥香さんをはじめ、5人の先輩方がくじを引いてくださっているときも、誰が引いているのかさえ分からないくらい頭が真っ白で。名前は呼ばれたけど今何が起こってるんだろうって…」
――チームB(当時)の島崎さんが引き当てたあと、川本さんは「一番入りたかったチーム」と言っていましたね。
川本「チームBの『パジャマドライブ』公演が大好きで、よくドライブ中にお母さんと聴いていたので、曲も好きだし、島崎遥香さんや柏木由紀さんなど憧れの先輩もたくさんいらしたし、以前からチームBで活動したいなと思っていました」
――実際にAKB48のメンバーとなって1年と数カ月、良かったと思うことは?
川本「お客さんの前でパフォーマンスやMCが出来たり、自分の憧れだった場所に立たせていただけているのがすごく嬉しいです。公演は以前からオンデマンド配信で観ていたので、今チームBの一員としてAKB48劇場に立っていることが嬉しいし、北海道では5大ドームツアー公演も観ていたので、その一つである東京ドームに自分が立ったということにも感激しました」
――今度は、シングル『希望的リフレイン』の選抜であり、『じゃんけん大会』ベスト4にもなった川本紗矢さんの活躍を観ている女の子たちが、第2回の候補者オーディションに応募してくる番です。
川本「ドラフト会議の第2回があるのかもわからなかったので、ビックリです。大変なこともあるけれど、ドラフト生にしか経験できないこともあるので、第2回に応募してくれる子たちと一緒に頑張れたらいいなって思います」
――今、応募を考えている女子たちへのメッセージをお願いします。
川本「ダンスや歌が得意でも苦手でも関係ないというか、自分の頑張り次第で変わると思うので、本気でアイドルになろうと思っている人は応募してみてほしいと思います。いろいろなチーム、いろいろな地方に同期の仲間がいるのも心の支えになるし、それぞれのチームの状況や、その場所での頑張りをお互いに伝えられるのがドラフト生のいいところだと思います。ぜひ『第2回ドラフト会議』で入ってきていただいて、一緒に活動しましょう。私も『第1回ドラフト生』として負けないように頑張りたいと思います!」
『第2回AKB48グループドラフト会議』候補者オーディションは現在応募受付中。応募資格は小学5年生以上のプロダクションに所属していない女性。応募締め切りは2月12日(木)。『第2回AKB48グループドラフト会議』は5月10日有明コロシアムで開催。詳しい応募要項はAKB48公式サイト(http://www.akb48.co.jp/akbdraft_2nd/)またはWEBデビュー(https://deview.co.jp/)に掲載中。
■川本紗矢プロフィール
かわもと・さや●1998年8月31日生まれ、北海道出身。2013年11月『第1回AKB48グループ ドラフト会議』において、AKB48チームBに指名され、『大組閣祭り』においてチームBに正式に昇格。川本は『AKB48グループじゃんけん大会2014』で3位を獲得し選抜入り。両名とも11月26日発売の36thシングル『希望的リフレイン』の選抜メンバーとなった。