モーニング娘。’14の工藤遥（14）が、トークイベント『ハロショ千夜一夜　第十夜』を、7日、ハロー！ショップ東京秋葉原店で開催した。その第一部では『工藤遥に50の質問』と題し、ファンからの質問に工藤が直接答えた。

　毎回、ハロー！プロジェクトのメンバーが一人ずつ登場し、素顔を垣間見れるトークを繰り広げ人気のシリーズ『ハロショ千夜一夜』。その“第十夜”に工藤が登場。第一部では『工藤遥に50の質問』、第二部が『ファルスと過ごすひととき』のテーマで行われた。

　『50の質問』は、事前にファンから募った質問の紙が入った抽選箱の中から工藤が引いて、一つひとつに答えていくという形で行われた。モーニング娘。’14の中でもひときわショートヘアで、ボーイッシュな工藤。「髪は伸ばさないの?」といった髪型に関する質問と、「メンバーの中で彼女にするなら？」という工藤を“男”に仮定した質問が目立った。

　特に6月に出演したミュージカル『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』で男役を演じてからは、さらにボーイッシュ・キャラが定着。そんな工藤に「スマイレージの和田彩花が工藤にメロメロになっている」「工藤がメンバーを二股かけている」……など妖しいウワサも出るように。工藤も「最近ハロプロのコンサートの現場で、女子校に間違って入学してしまった男子みたいな目で見られています。Berryz工房さんや℃-uteさんからもすれ違う時に『お、イケメン！』と言ってからかわれたり……」と苦笑いする。

　「自分が男だとして、もしハロプロメンバーの中で彼女にするなら？」との質問には、ウワサの和田を差し置いて、「譜久村（聖）さん（モーニング娘。’14）です」と。「だって譜久村さんが彼女だと勝ち組でしょ」と少年のように笑う工藤だった。

　「10年後はどうなっている？」との質問には「いい意味で変わらずにいたいです」と工藤。「モーニング娘。には、まだ残っていたいですね。少なくとも、まーちゃん（佐藤優樹）を残して先に卒業はできないです」と話し、笑いを誘った。破天荒な言動が目立ち、何かと“問題児”扱いの佐藤のエピソードも披露。「最近は、私のスーツケースに飛び蹴りしてきました（笑）」

　また舞台の影響もあってか、客席には女性ファンの姿も多く目立ったが「使っている香水やシャンプーを教えて」など女の子らしい質問も。また「私もアイドルになりたいです」という相談には、工藤は「まずはオーディションにチャレンジすること。質疑応答が必ずあるんですが、自分の個性を知ってもらうためにいろんなことをしゃべるのがいい。今10期メンバーになている4人は、みんなオーディションの時にペラペラしゃべっていました」とアドバイスした。

　第一部終演後、工藤は「すごく、おもしろかったです！」と笑顔で話した。「質問を受け付けるイベントというのはあまり経験がなくて、どんな感じになるんだろうと思っていたけど、とてもおもしろかったです。質問の内容を見て、みんなブログを読んでくれたり、気にかけててくれるんだなと思ってうれしかった。立ち見のお客さんも出るほど多くの人に見に来てもらってありがたかったです」

　この後、行われた第二部では、6月に上演されたミュージカル『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』で、工藤が演じた“ファルス”の衣装で登場。時に工藤本人、時にファルスになりながら、トークを繰り広げた。

　なお、現在ハロー！プロジェクトのメンバー総出演のコンサート『Hello! Project 2014 SUMMER』の真っ最中のモーニング娘。’14。それが終わるとすぐに秋ツアーがスタートするが、そのツアーが現リーダーの道重さゆみの最後の出演となる。工藤は、一部を道重本人にプロデュースしてもらいたいと話す。「道重さんって、ファンの方の気持ちをすごく理解されている方なので、すごくおもしろい内容になると思います！セットとか、演出も考えてほしい。また道重さんが考える衣装って絶対可愛いくてオシャレだから、それを着て歌いたいです！」と目を輝かせた。