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2014/07/25 18:51
田中れいな率いるバンド・LoVendoЯがツアーファイナル。「これからが成長していく時期」
元・モーニング娘。の田中れいな率いる4人組ガールズバンド・LoVendoЯ(ラベンダー)がツアー『LoVendoЯ LIVE TOUR 2014 Sprinte Я〜Bitter & Sweet〜』の最終公演を、24日、東京・渋谷WWWで行った。田中は、ツアーを終えて、「これからがLoVendoЯの成長していく時期。これからが勝負!」と力強く語った。
この日のステージは、まず4月発売のアルバムのリード曲『不器用』からスタート。続いてギターの宮澤茉凛作曲の新曲『UNDERGROUNDER』、そして結成当時から歌っている、彼女たちの初のオリジナル曲『この世に真実の愛が一つだけあるなら』とたたみかけ、序盤から早くもヒートアップした。前半8曲を終了し、いったんBitter & Sweetにステージを譲った後、再び登場。Bitter & Sweetとともに『雨あがりの夜空に』(RCサクセションのカバー)をセッションした。
そしてこの日のサプライズゲストとして中島卓偉が登場。中島作曲の新曲『イクジナシ』を中島のギターとともに披露した。終盤は『Rockの定義』『人生マニアック』とライブの鉄板曲で大きな盛り上がりとなり、ラストは新曲『Stonez!!』で締めた。
アンコールでは、この日、21歳の誕生日を迎えた岡田万里奈を祝福する「まりなコール」が場内に響き渡った。「まりなコール、ありがとうございます」と感激の表情で登場した岡田。21歳になったことについて「20歳と何も変わらない」と笑う。「でも大人も2年目。見た目は35歳でも、しゃべるとボロが出るので(笑)、これからはそう思われないように。大人の色気を出していけるように頑張ります」と語った。
そしてゲストの中島がバースデーケーキを持って登場し、メンバー、観客に祝福された。岡田は「このツアーはLoVendoЯにとって大きな一歩。ファンの方の顔を見て思いが通じた実感、ファンの方と一緒に作り上げた実感がありました。自分たちのバンド『これがLoVendoЯです』と自信を持って言えるツアーになりました」と喜びを表した。
ギターの魚住は「今、初めて言うけど、福岡公演の時は熱を出していて……」と大変だったエピソードを打ち明けた。「でもみなさんの笑顔と声援で乗り越えられました。みなさんがステージに向けてくれるパワーで、いつも私たちが元気をもらっています」と感謝。「どんどん曲を増やして、カッコいいバンドになっていきたいです」と誓った。
「目頭が熱くなってきました」と話すのはギターの宮澤。「ああ、こんなことあったなとか思い出して……。練習を通してどんどん仲が良くなって、その絆は上限を知らない! これからもっともっと仲良くなって絆を深めたい」と宮澤独特の口調でツアーを振り返った。
「今回のツアーからはじまりかな」というのはリーダーの田中。「ツアーは今日で終わるけど、全然寂しくない。メンバーの仲がちゃんと深まっていったから。最終日はLoVendoЯのオリジナル曲すべてをやれたんじゃないかな。これからがLoVendoЯの成長していく時期。これからが勝負!」と力強く語った。
最後にファンへの贈り物として「秋にリリースが決定しました!」とサプライズ発表。そして「秋もツアーもやるとさっき(スタッフから)聞きました」と2番目のサプライズで観客を笑わせた。
アンコールのラストは『だけどもう一度 それでももう一度』をBitter & Sweet、中島卓偉、そして会場のファンとともに大合唱。最後はお決まりのセリフ「みなさん、おつかれーな!」で幕を下ろした。