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2014/06/30 15:21
次世代テクノポップアイドル・Cupitron、お披露目ライブ超満員
「カラフルポップ・フロム・テクノワールド」をキャッチフレーズに、『サマーカイジュウ』で配信デビューした次世代テクノポップアイドル「Cupitron (キュピトロン)」が28日、お披露目ライブ『First Contact』を渋谷REXで行った。
Cupitronはトベタ・バジュンのプロデュースによる次世代テクノポップアイドルとして、“釣りアイドル”つりビット」が所属するKisspoint Recordsから9月17日に『ユニコーンパレード』でCDデビューする3人組。石川県のアイドル・Jumpin'を卒業し、新たなスタートを切る浜田彩加、『第1回JUNONガールズコンテスト』のファイナリストであるリーダーの山川二千翔、そして昨年10月に月刊デ☆ビュー11月号誌上でも募集が行なわれた『Kisspoint Records新ユニットメンバー☆オーディション』に合格した中学2年生の宮川里奈で結成された。
お披露目の会場となったライブハウスは、期待度の高さから超満員の観客で溢れた。そしてオープニングSEに乗って暗闇の中にメタリックな衣装に身を包んだ3人が登場、配信デビュー曲『サマーカイジュウ』をシンクロしたダンスで披露した。MCでサブリーダーの浜田が息を弾ませながら、「夏の男の子の身勝手な恋を、怪獣に例えまして…恥ずかしがりながらも一生懸命抵抗する女の子を描いた曲になっています」と緊張気味に曲紹介をすると、その初々しさに声援と拍手が起こる。
そして2曲目には「初めての恋、そして初めて皆さんと出会った感動、この瞬間に想いを込めて歌う曲です」と『First Contact』をパフォーマンス。キラキラとしたアレンジに、テンポや曲調がめまぐるしく変化するポップチューンで、恋に駆け出そうとする乙女ゴコロをキュートに表現した。
そしてついにお披露目ライブは最後の曲に。まだ持ち歌が2曲のみのため「最後に、もう一回だけ『サマーカイジュウ』を聴いてくれますか?」(浜田)と、本日2度目の『サマーカイジュウ』を聴かせ、お披露目ライブは終了した。しかし、持ち歌を使い果たした上に、客電も点き、イベント終了のSEも流れるなか、当然アンコールなど想定していないのにも関わらず、詰めかけた観客からの「アンコール」が止まらない。
祝福の拍手のなか、涙ぐみながら3人が登場。アンコール曲としてもう一度『First Contact』を歌ってアンコールを締めた。「今日は本当に足場が悪くて…? 地上が…? 雨が降っておりまして(笑)、本当に風邪ひいちゃうな、とか思いながら…。来てくれて本当にありがとうございました」(浜田)と一生懸命に感謝を伝える3人に、また惜しみない拍手が贈られた。
今回のお披露目で、作りこまれた楽曲コンセプトと、時折垣間見える素のピュアさのギャップもファンの心をしっかり掴んだようす。今後、7月6日の『アイドル横丁夏祭り!!〜2014〜』、8月3日の『TOKYO IDOL FESTIVAL 2014』への出演も決定。そして9月17日には1stシングル『ユニコーンパレード』待望のCDデビューも決定しているCupitronの今後に期待せずにいられない。