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2014/06/08 21:01

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AKB48選抜総選挙17位のSKE48終身名誉研究生・松村香織、卒業も考えたどん底からの浮上

SKE48終身名誉研究生でAKB48グループ研究生会会長・松村香織(C)AKS
SKE48終身名誉研究生でAKB48グループ研究生会会長・松村香織(C)AKS

 7日に味の素スタジアムで開催された『AKB48 37thシングル選抜総選挙 夢の現在地〜ライバルはどこだ?〜』において、37967票を獲得し17位となったSKE48終身名誉研究生・松村香織(24)が、現在発売中のオーディション情報誌『月刊デ☆ビュー』7月号のインタビューに答え、アイドルとしては遅い19歳でのスタート、卒業を考えた「どん底」の時代、そこからの浮上をなしえた努力・戦略について語っている。

 選抜総選挙で17位と、自身の持つ研究生最高位24位の記録を更新、アンダーガールズのセンターの座をつかんだ松村香織。現在24歳の彼女の、アイドルとしてのスタートは20歳目前にした19歳のとき。「月刊デ☆ビューを読んでいて、携帯サイトにも登録して、いろいろ応募してました。AKB48は応募条件が18歳までだったけど、SKE48は19歳でも受けられたので応募しました。2期オーディションでは落ちてしまったんですが、2期の合格者をサイトで見たら23歳の人もいたので、平気かなと」

 その後3期生オーディションで受かったものの、研究生から昇格できない日々が続き「チームEができたのに昇格できなかったときは、どん底でした。お母さんにも“そろそろ辞めようかな”って相談したし」と、卒業を考えたこともあるという。しかし「でも辞めたら、そこで終わり。諦めないで続けていたら、良いことがあるかもしれない。握手会やお手紙でファンの方にも励まされて、少しでも自分を必要としてくれる人がいるなら、もう少しがんばってみようと」チャレンジを続けることを決める。

 ただし、漠然と活動を続けたのではなく「大人数のグループで、普通にやっていても目立てないから、握手会では手をすごく強く握って、タコやマメができたときもあります(笑)。ブログでは1万字の長い文章を書いて。当時は全然知名度がなかったので、『ブログが長い子』でもいいから覚えてもらいたくて」と独自の作戦で知名度アップを図り、Google+が始まると、ファンが見ることができない舞台裏の様子やメンバーとの交流、個人的なつぶやきを、自身で撮影・編集してアップする動画番組『BBQ松村香織の今夜も1コメダ』が大人気に。彼女のGoogle+は現在までに閲覧数9億回を超えている。

 こうした試行錯誤と努力を繰り返し、AKB48グループの中でも存在感を増し、選抜まであと一歩に迫るまでとなった松村。19歳からのスタートを改めて振り返り、「(ハンデに感じたことは)ないです。高校生で入っていたら、今の私はいなかったと思うし、私は若いだけでは上に行けないと思っていますし。諦めたら、そこから先はないから。納得するまで挑戦してもいいと思います。まだ時間は全然あるので」と、デビューを夢見る月刊デ☆ビューの読者にメッセージを送った。

 現在発売中の月刊デ☆ビュー7月号(オリコン・エンタテインメント刊)には松村香織のインタビュー全文を掲載中。

 まつむら・かおり●1990年1月17日生まれ、埼玉県出身、156cm。2013年からSKE48終身名誉研究生。指原莉乃プロデュースの『マツムラブ!』でインディーズでソロデビュー。2014年2月にAKB48グループ研究生会会長に就任。

関連写真

  • SKE48終身名誉研究生でAKB48グループ研究生会会長・松村香織(C)AKS

  • 松村香織をセンターとするアンダーガールズ(C)AKS

  

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