ニュース
2014/03/12 23:01
第39代・旭化成グループキャンペーンモデルは岩手県出身の19歳、久慈暁子
松嶋菜々子、片瀬那奈らを輩出した、旭化成グループキャンペーンモデル発表会が12日都内で行われ、2014年度、第39代のキャンペーンモデルとして、岩手県出身の19歳、久慈暁子がお披露目された。
1976年のアグネス・ラムを初代に、今年で第39代目となる旭化成グループのキャンペーンガール。今年選ばれたのは、岩手県出身の19歳、久慈暁子。CM出演の経験はあるものの、ここまでの取材陣に囲まれるのは初めてとあって、かなり緊張気味。カメラマンのリクエストに応えてウォーキングを見せると、その初々しい動きに会場からも笑みがこぼれた。
その素顔は、青山学院大学で経済を学ぶ現役女子大生。昨春に現在の事務所にスカウトで所属したが、それまでには覚えていないぐらい多数のスカウトを受けており、「歩けなかったことはあります。渋谷のTSUTAYAの近くにいっぱいいて。帰りたいのに帰れない(笑)」と、その魅力は街中でも際立っていたようだ。
大学進学で上京して一年「たくさんある電車にもやっと慣れてきた」という彼女。出身は岩手県で、高校のときに震災を体験している。「すごく大きい揺れで、停電もしていたので、その夜はラジオだけつけて生活をしたんですよ。大きな津波が来たということもあまりわからない状態で。後で電気がついて見たら、本当にすごいことになっていて、すごく驚いたし、悲しい気持ちになりました」。
まだ復興を、3年も経って、復興は進んでると思うんですけど、まだ全然足りない部分もあると思うので、私自身何か、キャンペーンモデルを務めさせていただく中で、みなさんに勇気を与えられたり、笑顔を与えられるような存在になりたいです。
苗字から察しがつくように、父親の出身地が『あまちゃん』のロケ地・久慈市の近く。「結構津波で流されていて、その現場も実際に行きました」と震災を肌で感じているだけに、復興への想いも強い。「3年経って、復興は進んでるとは思うんですけど、まだ全然足りない部分もあると思うので、私自身が、キャンペーンモデルを務めさせていただく中で、みなさんに勇気を与えられたり、笑顔を与えられるような存在になりたいです」。
目標は同じ事務所の先輩・山本美月。「今は、モデルとしてもやって行きたいし、女優としてのお芝居にも興味があります。キャスターも、機会があればやってみたいなと思ってます」と夢は広がる。そして、芸能界で会ってみたいのは佐々木希で「肌が白くて、お人形さんのようなまん丸い目ですごいかわいいので、私も肌を白くできるように夏を過ごす、気を付けたいと思います」と目を輝かせた。
今後久慈は、様々なイベントへの参加や旭化成グループが手がける製品のプロモーションツールに起用され、旭化成グループの顔として活動していく。