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2014/03/11 23:01
D-BOYS10周年の記念作品イベント。阿久津愼太郎がファンの前でサプライズ発表!?
『D-BOYS 10th Anniversary Project ショートフィルムフェスティバル』のDVD-BOXの発売を記念して、スペシャルトーク&ハイタッチ会が9日都内で行われ、同作品に携わったD-BOYSメンバーが登場した。
同作品は、今年結成10周年を迎えるワタナベエンターテインメントの俳優集団D-BOYSから、卒業生を含む各世代を代表する3名、城田優・瀬戸康史・阿久津愼太郎が、アニバーサリーイヤーを盛り上げるため、15分のショートフィルムの監督に初挑戦。今年1月24日に朝日放送でオンエアされ、翌1月25日にはTOHOシネマズ六本木で特別上映会を開催。DVDには、放送された各ショートフィルムの本編とドキュメンタリー、さらに監督&キャストのスペシャル対談などが収録されている。
この日のイベントには、城田優監督作品『Breed in 10 hours』に出演した荒井敦史・陳内将と、瀬戸康史監督作品『10年目の告白』に出演した柳下大・堀井新太、阿久津愼太郎監督作品『10分な学級会』で監督を務めた阿久津と、出演した志尊淳・池岡亮介・近江陽一郎が出席。
イベントの冒頭、阿久津が「僕たちも結成当初から夢だった(日本)武道館でやるという夢(実際は近隣のサイエンスホール)が、こんなにも早く叶うとは思ってませんでした」とボケて、周りから『隣だから!!』とツッコミを受け笑いを誘うと、オープニングトーク担当として柳下から指名された堀井は「先ほど第一部で濃い話が出たと思うので、第二部はより濃厚な話をしていければと思います。みなさん、肩の力を抜いて楽しんでください!」とアピール。
思い出のワンシーンを語るコーナーでは、柳下と堀井が出演した『10年目の告白』のワンシーンが上映され、それぞれ思い入れのあるシーンの撮影エピソードを披露。同ドラマで一哉を演じた柳下は「役作りのひとつのテーマとして“復讐”というのがあって。一哉は、健吾とその彼女の七海との三角関係の中で、過去にその2人に何かやられているという設定にして…。一哉の『失神するだけじゃすまないかもな』というセリフは、本心が一番現れてる部分だと思う。あそこはいろんなパターンを用意していて、すごい憎しみを込めた感じとか、わざとらしくやったり、笑顔で言ってみたりっていうパターンも考えてたけど、ちょっと皮肉な顔するくらいがいいかなと思って。そのシーンで一哉の本性を出そうと思っていたので、思い出のシーンであげました」と撮影を振り返った。
また、健吾を演じた堀井に、阿久津が「メイキングで見たんですけど、何テイクも撮っていたシーンあったじゃないですか?あれは何をこだわっていたんですか?」と質問。堀井は「健吾が七海に対しての想いを告白するシーンだったんですけど、言葉ってさ、自分が伝えたいときって自然に抑揚とかついたりするじゃん。で、なんて言うのかな……」と言葉に詰まってしまうと、柳下が「セリフしゃべってる時って1個の感情じゃなかったりするじゃん。浮気をしちゃって、さらに(その浮気の告発メールを削除するため)一哉に手伝ってもらって情けない自分がいる。それでも、俺は想いを伝えるんだとか、七海に対する想いとか、自分のみじめさとか、そういういろんな感情が出てなかったから何回も撮ったんだよ」とフォロー。すると堀井は「そういうこと!日本語へたくそでごめんね」と照れ笑いを見せた。
司会者から「自分が監督をやるとしたらどんな作品が撮りたいか?」と質問が飛ぶと、荒井は「けっこうゾンビ映画が好きで見ているので、ゾンビのホラーコメディーがいい。倒せないだろ、その武器じゃ!みたいな。テニスボール投げたってゾンビ倒れね〜よ!的な…」と話すと、阿久津は「テニプリ(『テニスの王子様』ならありえる!」とすかさず合いの手を入れて笑いを誘い、陳内は「ミステリーとかサスペンスとか好きだから刑事ものとか撮りたい」とコメント。柳下も「『確証〜警視庁捜査3課』っていうドラマに出てた時に、監督のカット割りとか、すごい個性が出るなって感じた。ミステリーは監督によって、作品の見え方が変わってくるから面白いかも」と賛同。それを聞いた陳内は「刑事もので思い出したんですけど、『刑事110キロ』が始まります。4月17日からぜひよろしくお願いします!」とちゃっかり自身の出演作品をアピール。陳内から「(近江)陽一郎はどうせ野球でしょ?」と言われた近江も「野球ものもいいけど、写真もいいかな〜って。今後写真集出すんで、よろしく!」と宣伝。さらに阿久津も「陽ちゃんといえば野球っていうイメージだよね。僕も今度、ドラマ(4月スタートの『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』)で野球やらせて頂くんですけど…」と宣伝にのっかり、池岡も「僕は監督向いてないから、サッカーしてたい(『1/11 じゅういちぶんのいち』)」と、まさかの宣伝合戦になり、笑いを誘っていた。
イベントの最後に、池岡は「またみなさんの顔がみたいです。これからも10周年のイベントは続くので、また顔見せにきてください」と語り、志尊も「久々にみなさんとお会いできて本当に嬉しいです。またぜひ会いにきてください」と笑顔で語った。
そして阿久津は「楽しい時間をありがとうございました」と感謝の気持ちを述べ「私事ですが、無事大学に入学することができました!高校2年生の頃から第一志望に掲げていた学部に入ることができました」とファンの前でサプライズ発表。さらに「これから、もっともっとD-BOYSにいろんな風を吹かせていければと思います。僕はD-BOYSに入ってまだ10年も経ってないですが、僕が入って10周年も迎えたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」とコメント。
最後に柳下が「10周年をむかえるにあたって。D-BOYSが初めて監督をやらせていただくという企画だったんですけど、D-BOYSが10年やってこれたり、メンバーが増えて、いろんなことをやらせてもらえるのって、今日来てくださっているお客さん、応援してくださっているファンのみなさんのおかげだと思ってます。これからもいろんなことにチャレンジしていって、20周年、30周年と迎えて、もっともっといろんなことをやっていけるように頑張っていくので、これからもよろしくお願いたします」とファンにあいさつしイベントを締めた。
なお、現在発売中の『デ☆ビュー』4月号のD-BOYS連載『D-DAYS』には、阿久津愼太郎、池岡亮介、根岸拓哉が登場中。さらに、特集『芸能界“個性”で生き残り合戦』には、陳内将と山田裕貴がインタビューに登場している。また、4月1日発売号の『デ☆ビュー』5月号のD-BOYS連載には、柳下大、牧田哲也、三津谷亮が登場予定。