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2014/02/06 22:31
「私たちの今が詰まった素敵な作品」 東宝シンデレラ写真集発売記念イベントが開催
第7回東宝シンデレラオーディション受賞者8名による最初で最後の写真集『Afterschool コバルトデイジー』が完成。発売日直前イベントとして八重洲ブックセンター日比谷シャンテ店にて握手会が開催され、その前に記者会見が行われた。
東宝シンデレラオーディションとは、1984年に東宝創立50周年記念イベントとして開催された女優オーディション。現在までに7回オーディションが実施され、過去のグランプリには、沢口靖子や長澤まさみなど、名女優が名を連ねる。
その第7回目オーディション時の受賞者8名による写真集『Afterschool コバルトデイジー』が発売。学校生活をテーマに、今後の活躍が期待される少女たちの今しか切り取れない十代の魅力を封じ込めた今作。学校生活で経験した、切なさ、儚さ、恥ずかしさ、ひたむきさをそれぞれが女優として精一杯向き合った渾身の1冊となっている。
オーディショングランプリ受賞の上白石萌歌は撮影を振り返って「8人揃っての初めてのお仕事だったので、とても楽しかったです。普段から仲の良い8人なんですけど、この撮影を通してみんなの絆がより深まったと思います」と語り、8人でのアルバムにもなったようだ。また8人をまとめるお姉さんの山崎紘菜は「この写真集はまるで映画のパンフレットのような、映画の1シーンを切り取ったようなそんな素敵な写真集。自分なりの物語をイメージしながら見ていただけたら嬉しい」と、女優ならではの写真集とアピール。
写真集の中には、給食を食べるシーン、授業を受けるシーン、放課後に友達とふざけたり、話をしたり、部活をしたりと本当に学校に通っているようなスクールライフを切り取ったカットが揃う本作。秋月成美は「楽しそうに笑う笑顔やちょっと微笑んでるところ、真剣な顔、すました顔など、素顔もたくさん詰まっています。“このコはこんな顔するんだ”と、3年間一緒に過ごした私ですら新しい発見もあったりしました」と本人たちにとってもお互いの成長が感じられた一冊になった。
東宝シンデレラと言えば、先輩には沢口靖子や長沢まさみらなど名だたる女優が揃い、今回の8名も今後の活躍に期待。すでに個々で出演作品も決まるなど、それぞれ女優として本格的に歩き始めたところだ。そんな8名に将来演じてみたい役について聞いてみると「すごくとげを持った女性の役をしてみたい(萌歌)」、「たくさん体を動かす役、歌うことも大好きなので、それを活かせる仕事にも挑戦してみたい(上白石萌音)」、「まったく正反対の性格の双子をひとりで演じてみたい(紘菜)」、「悲劇のヒロイン(成美)」、「影のある謎めいた役(松嶋純菜)」、「難しい役に挑戦してみたい(浜辺美波)」、「すっごい暗くていじめられてるような役(小川 涼)」と明るい性格とは反対の役がしたいとそれぞれが語る中、吉田まどかは「元気な女のコの役を一度やってみたいです。どんな気持ちなんだろうとか、楽しみとか知りたいです」とこれまでの8名とは逆な回答で報道陣を笑わせた。
最後は萌歌が「私たちの今が詰まったとても素敵な作品になっているので、みなさんぜひご覧ください」とPRし会見は終了。その後、ファンとの握手会を行うなど、8名全員が揃うというまたとない貴重なイベントは幕を閉じた。
写真集『Afterschool コバルトデイジー』(2600円・ギャンビット)は現在発売中。なお、『デ☆ビュー』3月号(2/1発売)には、上白石萌歌のインタビューが掲載している。