2つの戦隊がスクリーンで共演する『スーパー戦隊VSシリーズ』の最新作、『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦！さらば永遠の友よ』の完成披露上映会が、7日に新宿バルト9で行われ、総勢11名の豪華キャストが登場した。

　現在放送中の『獣電戦隊キョウリュウジャー』と前作の『特命戦隊ゴーバスターズ』の夢のタッグが史上最大の“恐竜大決戦”に挑む本作。さらには『恐竜戦隊ジュウレンジャー』と『爆竜戦隊アバレンジャー』も参戦し、歴代“恐竜”戦隊が集結する注目作品。

　今年の干支『馬』にちなんで、『ウマくいかせたいこと』を聞かれると、竜星涼は「『キョウリュウジャーがもう少しで放送終了なので、ウマく締めくくりたいと思います」と語り、鈴木勝大は「18日から始まるこの映画がウマくいけばいいなと思います」とコメント。さらに、丸山敦史は「映画の大ヒットとキョウリュウジャー最終回までの放送。そして共演したゴーバスターズさんとの絆、キョウリュウジャー内部での絆、ファンの方々との絆、それを全部ウマくいかせたい」と力いっぱいに語ると、山下真司は「人生はそんなにうまくいくことばかりじゃない」と落としつつも、「キョウリュウジャーはウマくいってます。最後までよろしく！」とアピールした。

　“仲間との絆”がテーマになっている作品ということもあり『大事にしたい絆』については、「ここにいる仲間たちを大事にしていきたい（竜星）」、「今まで出会った人たちもそうですけど、これから新しく出会う人たちとの絆も大事にして、新しい刺激だったり自分にとってプラスのものを新しく得られたらいいなと思います（鈴木）」とコメントし、山下は「芸能界との絆を壊さないようにしたい。あと夫婦の絆も。ひとりぼっちにならないように…」と話し、場内を盛り上げていた。

　この日は、五節句の1つ『七草の節句』ということで、左馬の文字が入ったどんぶりで七草粥を食べ、ヒット祈願として元気を注入。七草粥の味の感想を聞かれた山下は「午年だけに、バカウマだ！！」とウマいコメントで会場を沸かせた。

　完成披露上映会では、多くのファンがキャストたちを迎え、竜星の「荒れるぜ〜！」の声に、観客も「止めてみなっ！！」とキメセリフを一緒叫び、ゴーバスターズ陣にも「おかえり〜」と温かい声援を送っていた。映画について竜星は「キョウリュウジャーに、ゴーバスターズも加わって、すごく絆の深い、熱いエンタテインメント作品になった」と語り、塩野瑛久も「レジェンドのジュウレンジャー、アバレンジャー、キョウリュウジャーと恐竜をモチーフにした戦隊が集まっております。とっても迫力満点の作品です！」と映画をアピール。丸山敦史は「（自身が演じる）空蝉丸とノブハル（金城大和）と、ゴーバスターズのリュウジ様（馬場良馬）と、3人の年配のトライアングルの、哀愁さと激しさと切なさを観て下さい」と笑いを交えながら見どころを語った。

　竜星演じる主人公・桐生ダイゴの父、ダンテツを演じる山下は、映画の見どころを「チラっと出てる俺だな」とアピール。また、映画公開の翌日に放送されるTV版でキョウリュウシルバーに変身することに対して「役者はもともと変身願望が強いもの。役者冥利につきる！」と史上最年長の戦隊ヒーローにご満悦の様子。

　久しぶりの集結となるゴーバスターズの面々は、「1年間以上一緒に過ごしていたスタッフのみなさんにも久しぶりに会えて、毎日毎日が楽しくて充実してました」と、鈴木勝大が映画の撮影を振り返ると、馬場良馬も「1年ぶりにゴーバスターズとして、岩崎リュウジとして、この制服に袖を通したことはなにより嬉しかったし、ともに映画に立てたこと本当に嬉しかった」と笑顔を見せた。ただ、ずっと一緒に過ごしていたせいか、ちょっと離れたことで恥ずかしさがあったらしく「たいぶ久しぶりだったから、ちょっと気恥ずかしさがあった。あと、制服の着方とかいろいろ忘れちゃってて……」と語ると、小宮有紗からも「最初の1日目の撮影の時、2人が挙動不審だったのかおかしかった」と暴露されて笑いを誘っていた。

　最後に、鈴木が「現場もいい雰囲気で、本当にに素敵な人たちと楽しみながらいいものを作れたと思います。ぜひいろんな人に薦めて頂いたり、また観に来て頂ければと思います」と挨拶し、竜星も「大迫力の映画です。観てもらえればわかる。あとはみなさんの宣伝に任せたいと思います。ぜひ呟いてください！！」とファンにアピール。

　なお、現在発売中の『デ☆ビュー』2月号では、竜星涼が所属する研音や、鈴木勝大が所属するエヴァーグリーン・エンタテイメントなど、86社の芸能プロダクションが参加する『冬の特別オーディション2014』を掲載中。