7人組のアイドルグループ・アップアップガールズ（仮）が、DDTプロレスリングと来年2月に合同イベントを開催することが、23日後楽園ホールのリング上で明らかになった。

　23日にDDTプロレスの後楽園ホール大会にて発表されたもので、同興行の休憩前に高木大社長が登場し、ゲストとして来場していたアプガをリングに呼び込み、同イベント『アップアップDDT(仮)〜アップアップガールズ(仮)vsほもいろクローバーZ、アイドルvsプロレス異種対バン戦Vol.1〜』の開催を発表。何も聞かされないままリングに上がったメンバーたちはこの発表に困惑。


　高木大社長は、「一寸先はハプニング！ アイドルはアイドルのすばらしさ、プロレスはプロレスのすばらしさを見せる対バンです！ やれんのか、このヤロー！」と猪木のモノマネを含めながら挑発。すると、アプガの破壊王こと・佐保明梨が「私たち闘うアイドルなので、絶対負けたくないですし、普段たくさんやってるので、この体と熱い気持ちと激しい歌とダンスでプロレスよりもアイドルのほうがすごいんだっていうのを、皆さんに見てもらいたいと思います！」と宣戦布告。それを聞いたほもクロの男色ディーノは「プロレスの会場でよくそんな事が言えたわね。どちらがアイドル性が高いなんて見ただけでわかるじゃん」とあしらい、大石真翔も「やってやるよ！おまえら、ほもクロに喧嘩売ったこと後悔させてやるよ！」と応戦。しかし、着ていた上着を脱ぎ捨てリングに叩きつけるも、アイドル好きで有名な大石はアプガの（仮）Tを着用していたことが判明し、両者からブーイングを浴びた。

　今年の夏、DDTプロレスの両国国技館大会『DDT万博〜プロレスの進歩と調和』内で、『アイドルランバージャック』と題した、レスラーとアイドルのコラボマッチに参戦したアプガが、今度は、DDTが誇るゲイレスラー男色ディーノ率いるアイドル（？）ユニット・ほもいろクローバーZとの対バンに挑む。今回の対抗戦は、アプガがプロレスの試合をするわけではなく、リング上でエンターテイナー、アイドルとして輝けるのはどちらかを競う内容になるとのこと。まったく想像のつかない異色の対バンイベントに注目が集まる。

　『アップアップDDT（仮）〜アップアップガールズ（仮）vsほもいろクローバーZ、アイドルvsプロレス異種対バン戦Vol.1〜』は、2014年2月19日（水）に新宿FACEにて開催。出演は、アップアップガールズ（仮）、ほもいろクローバーZ（男色ディーノ・大石真翔・KUDO・飯伏幸太・彰人・福田洋＋α）ほか。同イベントのチケットは1月1日に東京・赤坂BLITZで行われるアプガのライブと1月3日に後楽園ホールで行われるDDTプロレスの大会の会場にて先行発売される。チケットの一般発売は1月4日スタート。