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2013/11/08 20:52
舞台「戦国BASARA」最新作が開幕。新キャスト・滝川「最高のおもてなしを!」
舞台「戦国BASARA3 宴弐」‐凶王誕生×深淵の宴-が、1日よりTOKYO DOME CITY HALLで開幕。初日公演を前に、ゲネプロ公演が実施された。
同舞台は、カプコンの人気ゲームソフト『戦国BASARA』を原作とした舞台で、09年の初演以降人気を集めるシリーズ作品。今作は、シリーズ初となる2部構成となっており、片倉小十郎、猿飛佐助を中心として描く「深淵の宴」と、石田三成にスポットを当てた「凶王誕生」の短編2つが上演される。
ゲネプロ公演直前に行われた会見には、石田三成役の中村誠治郎、片倉小十郎役の吉田友一、猿飛佐助役の村田洋二郎などのお馴染みのキャストに加え、今回初参戦となる、伊達政宗役の滝川栄治や、真田幸村役の吉岡佑など、新キャストも出席し、舞台への意気込みを語った。
石田三成を演じる中村は「徳川家康には裏切られますが、お客さんの期待は裏切らないように頑張りたいと思います!」と意気込み、片倉小十郎を演じる吉田は「4年前にシアターGロッソで、舞台「戦国BASARA」が始まりまして、たくさんの人に支えられながら舞台もシリーズ化し大きくなってきました。本当に嬉しい限りです。この嬉しさを二本の刀に宿し、この仲間たちと精一杯戦い抜いていきたいと思います!」と力強くコメント。猿飛佐助役の村田も「真田幸村を支え続けて、約4年となりました。こんな大舞台を用意して頂けるとは夢にも思ってませんでした。新キャストも参戦しておりますが、我々は“前作を超える!”といつもそう思ってやってきております。きっと新章が生まれるんじゃないかなと思います。ご声援の程、よろしくお願いします!!」とアピールした。
今回、新キャストとして伊達政宗を演じる滝川は、「みなさんの熱い想いと、飛び散る汗が高校の部活動のような感じで、舞台「戦国BASARA」はある種スポーツのようなものなんじゃないかと思いました。スポーツといえば、オリンピックとパラリンピックの開催が東京に決まりましたし、2020年(「戦国BASARA」が)新しい種目になっていいんじゃないかと思っております。滝川栄治、「戦国BASARA」で2020年(東京オリンピック)目指したいと思います!「戦国BASARA」でみなさんに最高のおもてなしをしたいと思います!!」と気合い十分の挨拶をし、場内を沸かせた。真田幸村を演じる吉岡は「初参戦ということで緊張してるんですが、みなさんの期待を裏切らないようにしたいと思います!」とやや緊張した面持ちで意気込みをコメント。
また前々作、舞台「戦国BASARA3」-瀬戸内響嵐-に続き、毛利元就を演じる、小谷嘉一は「新たな舞台「戦国BASARA」をみなさんにお見せできるんじゃないかと思っております。ぼそぼそとしゃべるキャラクターですが、決してやる気がないわけではありません。内心は燃えたぎってます!!」と闘志をみなぎらせていた。
各キャストたちがそれぞれのキャラクターのゲームのモーションや、必殺技を忠実に再現。生身の役者たちがゲームのキャラクターに息を吹き込み、見ているうちにあっという間に『戦国BASARA』の世界へを連れて行ってくれる。思わず見入ってしまうほどの迫力のある殺陣シーンはもちろん、舞台版ではおなじみとなった伊達軍や武田軍による宴会芸も健在。しかも今回は、豊臣軍も宴会芸に参戦。豊臣秀吉に忠義を貫く石田三成の『どうかこの私に、宴会芸を始める許可を!』と許可を求める場面は必見。それぞれのチームが練りに練った宴会芸もこの舞台の見どころのひとつだ。
舞台「戦国BASARA3 宴弐」‐凶王誕生×深淵の宴-は、東京公演が11月10日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演され、その後、名古屋公演が11月15日(金)〜17日(日)中日劇場にて、大阪公演が11月22日(金)〜24日(日)メルパルク大阪にて上演される。また、11月24日(日)の大千秋楽公演のライブビューイングが決定している。
なお、現在発売中の『デ☆ビュー』12月号の『STAGE BOYS 名鑑』において、同舞台の出演者、中村誠治郎&吉田友一&村田洋二郎のインタビューを掲載中。