葵わかな、荒川ちか、高橋優里花、田尻あやめの4人で結成した「ポジティブな“２軍”ほぼ中学生」アイドル・乙女新党が７日、セカンドシングル『2学期デビュー大作戦!!』の発売記念イベントをタワーレコード渋谷店で開催した。

　元気よく登場した4人は、乙女ニフェスト「わたしたちが日本を元気にします！　…出来る範囲で。」を全員で唱和し、『乙女新党のうた』と『2学期デビュー大作戦!!』をキュートな振り付けとともに披露。そこへ、「乙女新党の応援演説がしたい！」と駆け付けた元衆議院議員・杉村太蔵が現れた。

　乙女ニフェストの「崇高な目標を聞いて感銘を受けた」という杉村。「“出来る範囲で”という、こんな適当な、こんな正直な言葉を見たことがありません！　この正直さこそ、これからの日本に大切なものだと私、確認しております！」と元議員らしい名調子で持ち上げる。さらに杉村は「テレビにちょこちょこ出させてもらってるけど、テレビで見るよりアイドルは可愛くないね。でも乙女新党は可愛い！」と暴言にも近い表現で乙女新党を絶賛した。

　各メンバーについても『アピールポイント』を調べ上げてきた杉村。『受験生勉強と仕事を両立、独自の感性をお持ちで、言ってることが伝わらない』という田尻の一言は「栄養ドリンクビ〜ム！」。『最年少ながら非常にしっかりしている。理不尽なことに声をあげて怒る』という荒川は、「勝手にぼくのお菓子を食べてるんです！　何なんですかね!!　一番強い恨みは食べ物の恨みなんですよ!!」とキレる。『ダジャレが得意。彼女の行くところ笑いが絶えない』という葵は「2学期デビューするために楽器デビューする！」とダジャレを一発。そして『一番年上で、年下のメンバーたちをリードするツッコミ役』という高橋は、３人のコメントを聞いて「ないわ〜〜」とバッサリ。

　元議員の杉村が来たということで、「新しい法律を作るなら？」という話題が出ると、葵は「私はダジャラーとして、『一日一回ダジャレを言う。言わなかったら罰金』という法律を作りたい。みんながダジャレを考えたら平和になるんですよ、日本は」と熱弁。この法案に杉村も「可決、可決。いいことですよ！」とテキトーに乗っかる。

　そして乙女新党の野望として、「テレビをつけたらいつも乙女新党がいるように」（田尻）「武道館行ってみたい！　紅白も出たい、レコ大も獲ろう！」（荒川）「政界に乙女新党を立ちあげたい！　杉村さんも党員になったし。『新党結成に必要なのは自信と運命！』（ダジャレ）」（葵）「日本は元気にして、外国も元気にします！」（高橋）とそれぞれに宣言した。

　なお乙女新党の葵わかなが、現在発売中の月刊デ☆ビュー9月号（オリコン・エンタテインメント刊）のインタビューに登場している。