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2013/07/19 17:41

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制服向上委員会が18期生オーディション開催。リーダー小川「元気で、笑顔の可愛い子を待ってます!」

現在18期生を募集している制服向上委員会のリーダー・小川杏奈。
現在18期生を募集している制服向上委員会のリーダー・小川杏奈。

 ライブを中心に、CDリリース、ボランティア活動など、幅広く活動するアイドルグループ「制服向上委員会」が、現在18期生オーディションを開催中。求めるのは10〜18歳の女の子。リーダーの小川杏奈(19)は「歌やダンスの経験がなくても大丈夫。元気で、笑顔の可愛い子を待ってます!」とアピールした。

 今年結成21年、現存するアイドルグループとしては、おそらく日本最長寿グループだと思われる。小川はその9代目リーダー。2006年、小学6年生の時に加入して、今年で8年目。現在は同グループのオーディションで審査員をつとめている。

 制服向上委員会のオーディションで、まず重視しているのは「元気で、笑顔の可愛い子」。そして「グループの一員として活動していくにあたって、性格面も重視しています」(小川)とのことだ。現時点での歌やダンスの実力はそれほど問われない。「入った時点で、ダンスや歌の経験がない人も多いので、未経験の方も心配しないで応募してください」

「今の後輩メンバーたちのオーディションも見てきましたという小川、「最初、受かったときは、『大丈夫かな』『やっていけるのかな』と思える子でも、1ヶ月もすると伸びていくのがわかるし、外見も磨かれて可愛くなっていきます」と話す。

 制服向上委員会では、未経験の新人でも、努力が認められれば早い段階からライブのステージに立つことが可能。「最初は覚えることが多くて大変かもしれないけど、でもやっぱりすぐステージに立てるのは、恵まれた環境なのかなと思います」(小川)

 そんなグループの特性から、オーディションで“やる気”もかなり重視される。「たとえば、ダンスの経験がない子でも、オーディションの場で、一生懸命やろうという姿勢を見せられると、この子は頑張っていけるんじゃないかと思います」と小川。「もちろん、ダンスの経験があって、堂々と踊ってる子はすごいなと思うんですけど、できないからと呆然とつっ立っているんじゃなく、何か動こうと努力している姿や、笑顔で踊ろうとしている姿を見ると、好感を持てます。
 歌詞を間違えたり、忘れたりして、落ち込んだり、泣いちゃう子もいるんですけど、失敗しても、気にしすぎないで、次頑張ろうと切り替えられるような人がいいですね」

 オーディションで、ダンスでも、特技でも「ちょっとやって見せて」と言っても、自信がないので、遠慮してしまう人もいるというが、
「たとえ今は下手でも、やってみようという姿勢に意味があると思います。『苦手ですが歌います!』って言う子だと、やる気を感じます。 自分では下手だと思ってても、歌ってる時の表情がいいとか、自分では気づいていない魅力が伝わることもあると思うので。たとえば、こういう声質の子は今のメンバーにいないから、必要と思われることもあります」

 年齢層としては、現在は特に中学生の新メンバーを求めているという。
「現メンバーは高校生が大半。中学生が今一人しかいないので、これから長くグループを支えていくメンバーを増やす意味でも、中学生の人にどんどん応募してもらいたいです。もちろん高校生の応募も歓迎していますよ!」(小川)

 現在の制服向上委員会は、平日に週3回程度、歌やダンスのレッスン(無料)、そして、週末にライブやイベントに出演している。単独での定期公演に限らず、最近は、遠方でのライブや、音楽系以外のイベントなどにも積極的に参加している。
「活動はかなり忙しいですが、お休みもきちんとあります。学業優先の方針なので、テスト期間は勉強のために休めますし、学業との両立は可能です」(小川)

 制服向上委員会の特徴として、ボランティア活動や社会活動にも力を入れている点が挙げられる。最近では、原発事故の影響で避難先での共同生活を余儀なくさせられている人々のもとを訪れライブを開いたり、児童養護施設などに定期的に訪問するなどの活動をしている。また最近では反原発の活動も積極的に行う。小川はいう。
「ボランティア活動に興味があっても、社会活動となるとちょっと難しそうというイメージを持つ人もいるかもしれません。でも、入ってすぐに自分の意見を言えるようなメンバーは一人もいなくて、いろんな活動を通して気付いたことがあったり、自分から勉強して、もっとこうなったらいいなという思いが芽生えたりしていきます。
もし、活動していく中で、どうしてもグループの活動内容に賛同できないと思ったら、素直に言ってもらえればいい。反対の意見だから、メンバーとして認められないということはなく、 その意見に対しても考えていきます。
 反原発の活動が大きくクローズアップされがちですが、それだけではなく、ボランティア活動など、今、自分たちにできることは何か常に考えて活動しているグループだと私は考えているので、そういうところを理解していただければと思います」

 原発反対関連の曲をクローズアップされるケースも多いが、「そういう歌を歌ったり活動しているアイドルグループがいないので目立ちますが、私たちには、可愛い曲や楽しい曲もたくさんあります」と小川はいう。

 8月には久しぶりの定期公演を行う制服向上委員会。「定期公演は5月以来なので楽しみ!夏ならではの曲をたくさん歌ったり、制服向上委員会のレパートリーを一曲ずつ順に歌っていく“全曲ライブ”をやったり、楽しさいっぱいです! ぜひ一緒に楽しみましょう!」

 制服向上委員会の定期公演は8月24日、25日の2日間、東京・調布グリーンホールで開催。『橋本美香&制服向上委員会3時間特大ライブ』はじめ全4公演を行う。

 制服向上委員会の18期生オーディションは、来月15日まで応募を受付中。応募資格は10〜18歳の女の子。その他、詳細はwebデ☆ビューに掲載中。

関連写真

  • 現在18期生を募集している制服向上委員会のリーダー・小川杏奈。

  • 昨年12月のクリスマスコンサートより。(C)De-View

  • クリスマスコンサートではサンタのコスチュームで歌を披露。(C)De-View

  • 5月に行われた『制服向上委員会 3時間特大LIVE』より。(C)De-View

  • 5月に行われた『制服向上委員会 3時間特大LIVE』より。(C)De-View

  • 昨年末に発売した「生誕20年祭記念BOX」のキャンペーンのインストア・イベントより。(C)De-View

  • 制服向上委員会の最新アルバム『地球儀みつめ』(アイドル・ジャパン・レコード)。「今回のアルバムは元気で楽しい曲を集めています」(小川)

  

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