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2013/07/17 00:21
テニミュ最新作開幕で、氷帝メンバーがカムバック!! 跡部・青木「伝説を残せたら…」
『テニミュ』の愛称で人気を誇る、「ミュージカル『テニスの王子様』全国大会 青学(せいがく)vs氷帝」公演が、11日にTOKYO DOME CITY HALLで幕を開け、初日公演直前に公開ゲネプロ&会見が開かれ、主人公・越前リョーマを演じる小越勇輝は「戻ってきた氷帝メンバーと、僕たちの青学、比嘉でステキな舞台になるよう、73公演全力頑張って行きたいと思います!」と、公演に向けての意気込みを語った。
同舞台は、コミックシリーズ累計発行部数が5100万部を超え、TVアニメ、OVA、実写映画、ゲームなど、様々なメディアミックスが図られた、大人気作品『テニスの王子様』の舞台版。キャストは『原作キャラクターに近いかどうか』を第一の選考基準とし、すべてオーディションで選出されており、同作がデビュー作となる新人も多い。これまでに、城田 優、加藤和樹、斉藤 工、宮野真守、瀬戸康史といった、若手俳優を多数輩出したきた『若手俳優の登竜門』と呼ばれる舞台で、2013年の1stシーズン初演から、2ndシーズンの現在まで、累計動員数は150万人という人気作。今作では、全国大会緒戦で、沖縄・比嘉中に勝利した青学(せいがく)の前に、関東大会の雪辱を果たすべく、以前よりも確実にパワーアップした氷帝が立り、宿命の対決で再び火花を散らす。
前回の本公演から、小越以外の青学メンバーが新キャストになり、前作から新生青学の部長・手塚国光を演じている多和田秀弥は「今回の公演は、僕たちにとって二回目の本公演。稽古から新しい手塚や新しい青学が見えてきて、“これが僕たちの青学なのかな”っていうのが徐々にわかってきた、大切なかけがえのない稽古になりました。その稽古で培ったものを73公演でしっかり出して、そして73公演でもひとつひとつ上がっていけるように、最後まで頑張って行きたいと思います」と部長らしく、さらなる目標への意気込みを語り、2年ぶりに氷帝メンバーとして帰ってきた、跡部景吾を演じる青木玄徳は「長い戦いを氷帝メンバー9人で無事乗り切り、欲を言えば伝説を残せたらと思います」とコメント。今作では、ゲスト校として作品を盛り上げる、比嘉・木手永四郎を演じる土井一海は「今回ゲスト校ということで、青学対氷帝の試合を見守る形になります。暑い夏をサポートしていけたらなって思います!」とコメントし、それぞれ公演に向けての熱い意気込みを語った。
稽古で培ったもの聞かれると、多和田は「(本公演は)2回目ということもあり、稽古から余裕を持って挑めたかなって思ってます。その中で僕たちに立ちはだかった壁がたくさんあった。その壁を1人じゃなくて12人みんなで乗り越えたことによって、見えない絆が生まれたし、僕たちらしい青学が少しずつみえてきた稽古になりました」と稽古を振り返ると、小越も「秀弥が言ったように、いろいろな壁にぶつかって、青学メンバー、トリオを含めて12人でたくさん話し合いをして、その壁を乗り越えようと必死にやってきました。なので、絆であったり、一人一人を比嘉戦以上に信頼できる関係になったんじゃないかなと思います」と青学のチームワーク&絆をアピール。
さらに本番に向けて、多和田は「青学メンバー同士はもちろん、キャスト全員で、“自分ひとりじゃなくて、みんなでひとつの作品を作っているんだ”っていう気持ちを、稽古を通して僕は感じたので、それをしっかり、大事に持って本番に取り組んでいけたらなって思います」と語り、土井は「比嘉中は、サポートメンバーとして初めての公演。5人で微弱ながらサポートやっていけたらと思います。お客さんと同じ目線でで、二つの中学校のいく末を見守るっていう気持ちです」とコメント。青木は「僕は体力をもうちょっとつけた方がいいなって。切実に年を感じました。中学生ですけどね(笑)」と笑いを誘いつつ、「でも前向きに向き合っていこうと思います!」と誓いを立てた。
そして、座長を務める小越は「テニミュの魅力のひとつでもある“熱”というものが、青学も比嘉も、戻ってきた氷帝からも稽古場からすごくヒシヒシと感じてました。なので、そのキャスト1人1人が賭けている試合に対する“熱”を一試合一試合、ひとシーンひとシーン観ていただければと思っています!」と自信たっぷりにPRした。
「ミュージカル『テニスの王子様』全国大会 青学(せいがく)vs氷帝」は、28日までTOKYO DOME CITY HALLで上演され、その後、8月7日〜18日大阪メルパルクホール、8月23日〜25日仙台・名取市文化会館 大ホール、8月29日〜9月1日名古屋・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、9月19日〜29日TOKYO DOME CITY HALLの東京凱旋公演まで、全国5都市で73公演が上演される。
なお、現在発売中の『デ☆ビュー』8月号には、青学・桃城 武役で出演している石渡真修のインタビューを掲載。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(C) 許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会