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2013/06/11 23:41

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「僕が貢がれるように宣伝よろしく!」舞台『私のホストちゃん』制作発表会見

(後方左から)甘王、廣瀬智紀、長濱 慎、塩川 渉、ダイヤモンド?ユカイ、貴水博之、平田裕一郎、鶏冠井孝介、向山 毅、町田宏器(前列左から)五十嵐麻朝、久保田秀敏、吉村卓也、山本裕典、松下優也、上鶴 徹、松本寛也(C)De-View
(後方左から)甘王、廣瀬智紀、長濱 慎、塩川 渉、ダイヤモンド?ユカイ、貴水博之、平田裕一郎、鶏冠井孝介、向山 毅、町田宏器(前列左から)五十嵐麻朝、久保田秀敏、吉村卓也、山本裕典、松下優也、上鶴 徹、松本寛也(C)De-View

 舞台『私のホストちゃん』(10/25〜上演:青山劇場)の製作発表が行われ、主演の山本裕典をはじめ、松下優也らキャスト陣、総勢17名が会見に出席。ほか、総合プロデューサーの鈴木おさむも登場した。

 2011年にAmebaの人気モバイルゲーム『私のホストちゃん』をきっかけに、2011年10月には鈴木おさむが演出・構成でドラマ化。そして、今年ドラマ版に豪華キャストが加わり、舞台化となった話題沸騰の今作。舞台の目玉企画として、実際のホストクラブ同様、お客さんからの指名数売り上げによって、その日のホストのランキングが決定、エンディング変わる。そのほか売り上げに最も貢献した上位ランクのお客は、指名したホストから実際に接客が受けられるチャンスもあるなど、ホストも観客も一体となってNO.1を目指す前代未聞の舞台だ。

 ドラマに引き続き、舞台総合プロデュースを務める鈴木は「非常にホストの世界は特殊で、かなり自分なりに研究しまして。それを物語にしたところ、男たちのバカバカしくも、いわば大人の青春が皆様からの評価が高く、舞台化になることになりました。新しく面白いシステムで女性の方が楽しんで笑いながら参加できる舞台。楽しみにしていてください」と自信満々な挨拶。ドラマ版制作の際に、ホストクラブの世界を徹底リサーチし、6ヵ月の密着取材した鈴木だからこそ描けるリアルなホストの世界が、今作でも見られそうだ。

 ストーリーについて脚本・演出を手掛ける村上大樹は「“バニラ”というホストクラブに大阪から“ビビット”というものすごいホストクラブが乗り込んできて、東京対大阪のホストのバトルが繰り広げられるというもの。そういう話をベースにホストの熱い戦いを、バカバカしい笑いに歌とダンスも交えながら、きらびやかな世界を描いていきたい」と見応えもたっぷりな作品に。

 ストーリーだけでなくシステムもホストクラブに似せたこの舞台。「チケットを買うと“ラブ”というポイントがもらえるんです。その“ラブ”で携帯とかスマフォで投票(指名)ができるるんです。みなさんの投票によって、公演ごとにみなさんのお気に入りが変わっていけば、今は一番センターにいる主演の裕典くんでも、日によってはセンターじゃない舞台も出て来るかもしれないで。また当日もグッズを買ったりすると、“ラブ”のポイントになり、当日一幕の終わりまで投票できるすごいシステム(鈴木)」と、観客もキャストもドキドキの舞台構成だ。

 俳優にとっては精神的にもかなり追い込まれるシステムに、主演を務める“クラブバニラ”霧都役・山本は「今までいろんな舞台で主演をやってきましたが、このポジションにいれば皆様がおいしく引き立ててくれてたんですけど、今回はそういうのがないので、毎日1番になれるように頑張りますので、僕が貢がれるように、宣伝よろしくお願いいたします」と今から必死にアピール。

 一方山本のライバル役になる大阪“クラブビビット”影規役・松下は「山本さんにドキドキしてもらえるように、当日まで僕もいいライバルになれるよう、そしてこのゼブラ(柄の衣装)が似合うホストを演じたい」と意気込んだ。

 大阪のホストらしくギラギラとしたゼブラ柄衣装の松下とは対照的に山本は全身白のスーツ。ちなみに白はホストの世界でもNo.1しか着れない代物らしいが山本は「白って恥ずかしんですよ。恥ずかしいですけど、みんな黒とかグレーなので、一番目立っていいと思います」と照れ笑いを浮かべていた。

 今後舞台で熾烈な争いを見せる二人だが、舞台外でもその戦いは持ち込まれそうで、「このシステムで、唯一僕が有利なのは、(鈴木)おさむさんのやってる番組に僕はこれから番宣で出させてもらえるので、そこは一歩有利かなと思っております」とニヤリ。これを受けて松下は「僕も自分なりに、頑張っていこうと思っていますが」と話し出したところ、横にいたダイヤモンド?ユカイからコソッと「Twitter」と助言を受け、「Twitterですか? じゃあ山本さんがテレビで攻めるなら僕は、ネットを駆使して頑張りたいなと思います」と戦略についても今からバチバチな雰囲気を出した。

 また、記者から「全13公演中、2人だけで考えるとNo1の座は何勝何敗になると予想しますか?」との質問がなされ、「できれば13対0になりたいんですけど、7:6で勝ちたい(山本)」とちょっぴり弱気な発言。「(山本が)全部勝ってもおかしくないと思ってたら、観てる人も面白くないかなと思うので、頑張って5勝くらいは」とこちらも弱気。するとダイヤモンド?ユカイ(クラブビビットオーナー役)から「ちいせーな。チームだろう!」と喝! 「まず10勝くらいしろよ」とお叱りに松下は「3敗した後の10勝とかどうですかね」とお伺い。「いいじゃん、それ」とダイヤモンド?ユカイからOKをもらったところで、山本も「それめっちゃカッコイイですね。させませんけど」と火花を散らした。

 舞台『私のホストちゃん』は10月25日〜11月4日まで青山劇場にて上演。ほかキャストには吉村卓也、上鶴 徹、久保田秀敏、松本寛也、五十嵐麻朝、平田裕一郎、塩川 渉、鶏冠井孝介、長濱 慎、向山 毅、廣瀬智紀、町田宏器、貴水博之、オキャディー(甘王)、二瓶拓也、佐藤友祐、池谷のぶえ、香寿たつきが出演する。

関連写真

  • (後方左から)甘王、廣瀬智紀、長濱 慎、塩川 渉、ダイヤモンド?ユカイ、貴水博之、平田裕一郎、鶏冠井孝介、向山 毅、町田宏器(前列左から)五十嵐麻朝、久保田秀敏、吉村卓也、山本裕典、松下優也、上鶴 徹、松本寛也(C)De-View

  • 舞台外でも火花を散らす山本と松下(C)De-View

  • 主演を務める山本裕典(C)De-View

  • 囲み取材に出席した、鈴木おさむ、ダイヤモンド?ユカイ、山本裕典、貴水博之、松下優也(C)De-View

  • 山本のライバル役・松下優也(C)De-View

  

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