ブシロード制作の特撮新番組『ファイヤーレオン』の制作発表会見が、3月18日に都内で行われ、主人公・剛藤タケルを演じる椎名鯛造をはじめ、メインキャストがお披露目された。

　プロレスラーを目指す主人公・剛藤タケルが、悪のプロレス組織『ジャード』が生み出した暗黒のプロレス戦士『バイオレスラー』と戦うという特撮ヒーローもの。ドラマの主人公で、幼い頃からプロレスラーに憧れ日々トレーニングを積んでいる20歳の大学生・剛藤タケルを演じる椎名は「（タケルは）最強のレスラーになることを目指している少年。まだまだ弱くて力もないけど、いろんな方の力を借りて強くなっていく、タケルを観て頂ければと思います。大人から子供まで楽しんでいただけるドラマを作っていきたいと思っています！」と力強く意気込みをコメント。そんなタケルの幼馴染の女子高生・ひいなを演じる紗綾は「（ひいなは）タケルのことが大好きな幼馴染の女のコで、天真爛漫で天然で、ちょっとおかしな部分もあって（笑）。2クールあるので、最終話まで全力で『ひいな』を演じさせて頂きたいと思います」と挨拶。

　そして、会見でひと際目立った格好で登場した、悪のプロレス組織『ジャード』のラ・ドールを演じる浦えりかは「普段は『風男塾』という男装アイドルユニットで活動していて、いつもは男らしくしているのですが、この役では女性らしく、楽しく悪役を演じられたらいいなと思っています」とニッコリ。ラ・ドールの派手な風貌は、ドラマのロケ撮影をしているときもそうとう目立つらしく、「街中でロケをしている時に、浦さんのラ・ドールの格好がひときわ目立っていて、けっこう見られてるので恥ずかしい思いとかしてるかもしれない…」と椎名が話すと、浦は「もう慣れました（笑）」とすっかり悪役の格好も板についた様子。椎名も「僕もけっこうケガをしているシーンとかで、血のりとかを付けて派手になっている時もあって、よく見られる」と話し、「もし街でみかけたらそっとしておいてください（笑）」とコメント。するとすかさず浦が「いやいやいや、そこは『ファイヤーレオンだ！』って言ってもらいましょうよ!!」とツッコミ、椎名も「そっか（笑）。『ファイヤーレオンだ！」って言って頂いたあとに、そっとしておいていただければと……（笑）」と話し、ヒーローと悪役という劇中では敵対する間柄でも、普段のチームプレイはバッチリな様子をうかがわせた。

　『ファイヤーレオン！』には、全国のご当地ヒーローや新日本プロレスの選手らが毎話、特別ゲストとして登場するということで、第2話に登場する新日本プロレスリング・後藤洋央紀選手も会見に登場。ドラマ出演に対して「慣れない現場で、試合するより緊張してしまったんですが、頑張りました。初挑戦だからこそ、たくさんの方に観てもらいたい」とやや緊張の面持ちでコメント。また、第3話に内藤哲也選手が登場することに対しては「どういう感じで演技をしているのか見たことはないんですが、非常に周りの評判がよくて、自分も観るのが楽しみ」と笑顔を見せた。

　つづいて、OP主題歌を担当することになった森嶋秀太が登場。『ファイヤーレオンの歌』 「『正義を貫き悪を倒す』ファイヤーレオンの志が歌詞の内容から伝わって来る、そんなヒーローの歌です」とコメント。主に声優として活躍している森嶋にとって、同曲がCDデビュー曲ということもあり「初めてのレコーディングだったんですが、ただスゴイなと…（笑）。非常に著名な方々に担当して頂いて光栄です」と喜びをかみしめた。また、ED主題歌には、DAIGOや新日本プロレスリングの棚橋弘至やオカダ・カズチカなどが出演している『カードファイト!!ヴァンガード』のCMでもお馴染みの、BREAKERZの『CHALLENGERZ』に決定。

　最後に、椎名が「現場はものすごくいい雰囲気でやってますので、観て頂ければその雰囲気とかも伝わると思うので、ぜひご期待ください！」と力強くアピールすると、紗綾もそれに続き「つっこみどころ満載のおもしろい作品なってます。笑いながらご家族みなさんでご覧ください」と見どころをアピールした。

　『ファイヤーレオン』はTOKYO MXテレビとサンテレビにて、4月6日より毎週土曜 午後10：00から放送スタート。


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