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2013/02/07 17:01
堺雅人、“宮崎への愛”溢れすぎでキャスト困惑!?
映画『ひまわりと子犬の7日間』の公開記者会見が、6日、都内で行われ、主演の堺雅人らが登壇した。「キャストのみなさんが宮崎弁をしゃべってくださって…」嬉しかったという宮崎出身の堺だが、その熱心すぎる(!?)方言指導にキャストたちは驚かされたようだった。
宮崎県の動物管理所を舞台にした実話を映画化した同作品。生まれたばかりの子犬を守る母犬は命の期限が近づいていた。その命を守りたいと奮闘する一人の父親(堺)の姿を描く感動作となっている。
この日の会見で堺は「宮崎出身の僕にとって家宝のような映画になりました。キャストのみなさんが宮崎弁をしゃべってくださって…」と感慨深い表情で語った。
ただその感激が撮影中、過剰に出てしまうこともあったようで…。中谷は「宮崎弁のセリフについては、監督や方言指導の先生よりも堺さんのチェックが一番厳しくて…」と苦笑い。「でも、そのおかげで、ナチュラルに宮崎弁を話せるようになりました」。共演者の吉行和子やでんでんも、同じく堺の熱心すぎる方言指導に、宮崎弁を鍛えられたという。
この作品で映画初出演のオードリー・若林正恭も会見に登壇。もともと犬が苦手だったという若林だが、この作品で犬と触れ合うことで、「柴犬だけ触れるようになりました」と。だが「チワワはいまだに触れません」と笑う。
相方の春日に映画出演の話をすると「『友情出演とかないの?』と聞かれましたが、『まったくない!』と言っておきました」とキッパリ。「あと、春日は撮影現場に“カリカリ梅”を差し入れに持ってきてくれたのですが、全部で200円で、差し入れの中でダントツで安かったですね」と明かすと、堺も「あれ、なかなか減らなかったんだよね」と苦笑いした。
この日は、バレンタインデーも近いということで、女性キャストから男性キャストへ“ひまわり”の絵柄のチョコをプレゼントするセレモニーも。堺にチョコを渡した中谷は「バレンタインのチョコを渡すのは初めてかも」と明かした。
会見の最後に堺は「心あたたまるストーリーになっています。ぜひ、ご家族でご覧ください。大人も、子供もそれぞれに考えるところがあると思います」とメッセージを送った。
映画『ひまわりと子犬の7日間』は3月16日より全国ロードショー。