“乗り込み！乗っ取り!!アイドル”ベイビーレイズが22日、セカンドシングル「ベイビーレボリューション」の発売記念イベントを池袋サンシャイン噴水広場で行った。同イベントでは、同じ事務所の先輩・菊地亜美から、2013年3月9日に新宿ロフトでの初ワンマンライブが決定したことが知らされ、5人のメンバーは喜びで絶叫を挙げた。

　“菊地パイセン”としてベイビーレイズの5人を見守ってきたアイドリング!!!菊地亜美はライブを観て、「改めてボイトレってすごいなって思いました！　最初くっそ歌下手だったじゃん？」とその成長ぶりを絶賛。そして「（観客に対して）後ろ向いても“笑顔”ってすごいよね！　私、後ろ向いたとき、家にいるような顔してるもん」と独特の言い回しでベイビーレイズの一生懸命さを表現した。

　そして重大発表として「1日3回まわしで、ワンマンライブを開催します！」と菊地から告げられると5人は絶叫。目に涙を浮かべながら喜んだが、「1日で合計1000人のお客さんに来てもらう」という新たな目標が設定されたことを知ると、不安を抑えながら、引き締まった顔に戻った。

　結成半年のベイビーレイズにとって、1000人の動員は今は高い目標。しかし「結成から2年間で武道館に行かなくては解散」という公約を掲げる彼女たちは「弱音を吐かずに常にポジティブ」を「グループの決まり」として決して後ろ向きな発言はしない。武道館までを逆算し、立たなくてはいけないステージとして2013年の目標として「Zeppツアー」を新たに掲げた。

　菊地パイセンが「アイドリング!!!はゆっくりやって、Zeppツアーまで6年かかっちゃったんですよ」と言うも、リーダーの傳谷 英里香は「その重みはメンバー全員十分知っています。最初は『武道館』も皆“行けない”って言ってたんです。でもこうして2ndシングルまで出させていただき、ファンの皆さんやスタッフの方々が私たちに費やしてくださった時間がすごく大きく感じられるので、その方たちのために“行く!!”っていう気持ちのほうが大きくなっています。だからマイナスな発言は無しで、重みを抱えながら今を全力で行きたいと思います」とキッパリ。

　このまっすぐなまなざしに影響されてか、菊地も「2013年、他のアイドルたちも何かしないと“解散”だなと思いますね……軽はずみな言動しました（笑）。でもベイビーレイズも解散を賭けて頑張っているので、私もレギュラーとらなきゃ辞めます、という意気で頑張ります」と口を滑らせた。

　初のワンマンライブは『ベイビーレイズ伝説の3回まわし 1回戦-始動- 2回戦-鼓動- 3回戦-躍動-』というタイトルで、3月9日・新宿LOFTで1日3回公演で行われる。なお現在発売中の月刊デ☆ビューには、ベイビーレイズのインタビューが掲載中。また所属のレプロエンタテインメントが主催するオーディション『レプロ次世代スターオーディション2013』の応募要項も掲載されている。