歌手の真野恵里菜が、12日、新曲『NEXT MY SELF』を発売。その記念イベントを、15日、東京・ヴィーナスフォート 教会広場で開催した。真野がこの会場でイベントを行うのは約2年ぶりのこと。「ハロプロとしてのラストのシングルで、ここでイベントができてうれしい！」と感慨深い表情で語った。

　来年2月でハロー！プロジェクトからの卒業が決まっている真野。今回のシングルは、ハロプロの真野としてはラストシングルとなる。

　この日の1回目のステージでは、バックダンサーにハロプロ研修生の金子りえと宮本佳林を従え、10代の頃のヒット曲を披露。特に『青春のセレナーデ』は、発売時にこの会場でキャンペーンイベントを行った、思い入れの深い曲だ。「さっき楽屋の壁を見たら『春の嵐』や『青春のセレナーデ』でここでイベントをさせてもらった時のポスターがまだ貼ってあって…。写真を見てたら、若いなぁって(笑)。ここは、私にとって、いっぱい思い出のある会場。ハロプロ・メンバーとしてのラストのシングルで、ここでイベントができてうれしいです」と語った。

　舞台(『悼む人』)が終わってから、「イメージチェンジをしようと」、髪を切った真野。ショートカットで、さらに前髪ができ、以前よりも幼い印象に!? この日はファンを前に、「『Love&Peace=パラダイス』の歌詞にあるように、“前髪切り過ぎ”になってしまいました」と照れ笑いした。

　さて、ハロプロ卒業まで残りあとわずかとなったが、「これまで以上に時がはやく過ぎていく気がします」と真野。「はやく過ぎるというのは楽しいということですね！」

　来年1月には、最後となるハロプロお正月公演『Hello!Project誕生15周年記念ライブ2013冬』が、2日の東京・中野サンプラザからスタートする。真野は「最後なので、みんなと一緒にキャッキャしたいです(笑)。ソロのステージだと、あまりキャッキャできないので」と笑う。その後には、真野のハロプロメンバーとしての最後のコンサート「真野恵里菜メモリアルコンサート2013『OTOME LEGEND〜For the Best Friends』」が2月23日に、同じく中野サンプラザで開催される。この公演では「できる限りたくさんの曲を歌いたいです」と意気込みを語った。

　この日のライブの最後は、新曲『NEXT MY SELF』を「歌詞を一つひとつかみしめて」熱唱。場内から大きな喝采を浴びた。そして「等身大の真野恵里菜がつめこまれているので、多くの方に聴いてもらいたいです」とメッセージを送った。イベントの最後は握手会でファンと交流した。

　真野恵里菜の最新シングル『NEXT MY SELF』はハチャマより発売中。また本日のリリースイベントは、17時45分からもヴィーナスフォートで開催される。

　なお真野恵里菜を輩出し、この日バックダンサーをつとめた金子りえや宮本佳林が在籍する「ハロプロ研修生」のオーディションが現在開催中。応募の詳細はwebデビューに掲載中だ。