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2012/12/07 16:31

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『FOREST AWARDオーディション』入賞・宮崎由加インタビュー「昨年の今頃は今の状況は想像もできませんでした!」

『第2回 FOREST AWARD  NEW FACEオーディション』で奨励賞/サマンサタバサ賞を受賞、11月にユニット“GREEN FIELDS”メンバーとしてCDデビューした宮崎由加。
『第2回 FOREST AWARD NEW FACEオーディション』で奨励賞/サマンサタバサ賞を受賞、11月にユニット“GREEN FIELDS”メンバーとしてCDデビューした宮崎由加。

 今月から募集を開始したアップフロントワークス主催の『第3回 FOREST AWARD NEW FACEオーディション』。その前回大会で奨励賞/サマンサタバサ賞を受賞した宮崎由加(18)。先月には、ユニット“GREEN FIELDS”メンバーとしてインディーズでCDデビューした。今回、CDデビューと、オーディション当時のエピソードについて聞いた。

 10月、“GREEN FIELDS”としてモーニング娘。の公演のオープニングアクトでライブのステージに立った宮崎。「人前で歌うのが、オーディションの本選のステージの時以来でした。たくさんの人の前で歌うのは初めてで、ステージでのことをよく覚えてないんですよ。どんなふうに弾いてて歌ったのか…」と振り返る。

 宮崎がデビューしたきっかけは、今年3月に行われた『第2回FOREST AWARD NEW FACEオーディション』で奨励賞/サマンサタバサ賞を受賞したこと。このオーディションの決勝大会は、東京丸の内のライブハウス・COTTON CLUBで、ライブ形式で行われた。宮崎はピアノの弾き語りで大塚愛の『プラネタリウム』を歌った。
「弾き語りにしたのは、その方が歌詞が伝わるかなと思って……。ピアノは幼稚園の年長から中学3年生までやっていていました。人前で弾き語りをしたのはそのときが初めてだったのですごく緊張して……。歌詞がよく伝わるように、原曲よりもゆっくりなペースで弾いて歌いました」

 オーディション入賞後はすぐにレッスンがスタート。隔週で地元・石川から上京していた。「腹式呼吸を教えてもらって、やっぱりすごいなと思いました。それまではあまり意識しないで歌っていていて息が続かなかったのが、腹式呼吸だと息が続くんですよ。また歌ってリズムが大事だなと思いました。あとはやっぱり伝えようとする気持ちですね」と日々新しいことを吸収していった。

 そんな宮崎が最初に歌手に憧れたのは保育園の頃。「当時、モーニング娘。さんがすごく好きだったんですよ。いつか一緒に歌えたらいいなと思っていました。その後、高1の頃にモーニング娘。さんのMV集のDVDを観ていて、また思いが強まって、本格的に目指すようになりました」

 そして今“GREEN FIELDS”として、モーニング娘。と同じステージに立った。GREEN FIELDSとしてのデビューの話を聞いたのは5月頃。オーディション入賞後、わずか2ヶ月でのことだ。光井愛佳とBerryz工房の清水佐紀との3人組ユニットだが「デビューがユニットということで安心しました」と笑う。

 デビューの話を聞いた時には「なんか現実じゃないと思いました。嘘じゃないかと…。ドッキリとかそういうのじゃなくて、自分が勝手に想像している、夢の中の出来事じゃないかと思って」。だが実際に曲を聞いているうちに「『あ、やっぱり現実なんだ』と(笑)。すごくゆったりとした曲なので、レコーディングでは、リズムをゆっくりめに、癒しみたいな感じで、ゆったり歌えたらいいなと思いました」

 初めてのレコーディングでとまどうことが多かった。「耳にヘッドホンをして歌うのが初めてで、耳から自分の声が聞こえてくるのが不思議な感じでした。でも、いろいろアドバイスを受けながらやっていたので、楽しかったです」。そして完成したCDを聞いて「自分の声が入ってるのが面白かったです。嬉しいのもそうですが、なんだか信じられなかったです!」。だが「私のソロのあとに、清水さんのソロがあるのですが、それを聴くとすごく安定感があって、私ももっと歌をうまくなりたいと思いました」と決意を新たにした。

 GREEN FIELDSとしての活動を通してメンバーとの交流も。初めてのミュージックビデオ撮影の際には、やはり大変な緊張だったようだが、光井に救われたそう。
「私が歩いて撮影する時に、光井さんが隣で歩いてくださったんですよ。心強かったです。撮影の合間には光井さんと料理の話をしていました。白ごまの話をしたり(笑)」。その後はGREEN FIELDSも含めた“SATOYAMA movement”のイベントなどを通し、他のハロプロメンバーとの交流も深まった。
 
 昨年の今頃は「普通に石川県でのんびりしていました」という宮崎。「今の状況はまったく想像できなかったです」。デビューのきっかけになったオーディションが今年も開催されるが「本当に何があるかわからない。私も賞をもらえるなんて思ってもみなかったので、迷ってるなら受けたほうが絶対にいいと思います!」とメッセージを送った。

『第3回FOREST AWARD NEW FACEオーディション』の応募要項はデビュー スマートフォンサイトや、発売中の雑誌「月刊デ☆ビュー」(オリコン・エンタテインメント刊)などに掲載されている。

関連写真

  • 『第2回 FOREST AWARD  NEW FACEオーディション』で奨励賞/サマンサタバサ賞を受賞、11月にユニット“GREEN FIELDS”メンバーとしてCDデビューした宮崎由加。

  • 光井愛佳とBerryz工房の清水佐紀による3人組ユニット“GREEN FIELDS”。中央が宮崎。

  • 3月に行われた『第2回 FOREST AWARD  NEW FACEオーディション』の決勝大会より。左端が宮崎。

  • 10月に行われたモーニング娘。のコンサートのオープニングアクトに登場した宮崎(中央)。ピアノを弾き語りながら、デビュー曲を披露。

  

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