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2012/10/03 22:41

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AKB48の現役音大生メンバー・松井咲子、室内楽の聖地・紀尾井ホールでピアニストデビュー

紀尾井ホールのピアノの前に座る松井咲子(C)ORICON DD inc.
紀尾井ホールのピアノの前に座る松井咲子(C)ORICON DD inc.

 AKB48メンバーで、東京音大に通う現役音大生の松井咲子が3日、ソロデビューアルバム『呼吸するピアノ』の発売記念イベントを東京・紀尾井ホールで行った。

 AKB48メンバーとしては初めて、ピアノインストゥルメンタルアルバムでソロデビューを果たした松井。そのリリースイベントが行われるのは、世界に知られる日本有数の室内楽ホール「紀尾井ホール」。海外アーティストの来日公演や、中村紘子、辻井伸行など多くのアーティストが演奏するステイタスの高いホールとあって、松井も「何回か演奏会を観に来たことはあったんですが、立たせていただくのは初めてなので、こっち側に立つというのが不思議な感覚ですね。でもすごいことだと思いますし、嬉しいです」と喜びをあらわに。

 AKB48で連日公演に出ている松井でさえも「考えすぎると緊張してしまう」というこの日のステージ。それはファンも同様のようで「普段の現場と違うので、ブログのコメントに“どういう服装で行けばいいんだろう”とか“どんなテンションで聴きにいけば”とか書いてあって…」。しかし「こんな素敵な場所で弾かせていただくので、ファンの方にも楽しんでもらえたら」と意気込む松井。そこには、「AKB48が好きな方にはピアノの良さやクラシックの良さを、クラシックが好きな方にはAKB48にもこんな曲があるんだって、AKB48の魅力を知ってもらえたら。私はその架け橋になりたい」という想いがある。

 『呼吸するピアノ』は音楽プロデュースに服部隆之を迎え、オリジナル3曲、AKB48のピアノカバー7曲とボーナストラックを収録。「服部先生に作曲していただいて初めてレコーディングした『心の譜面』も思い入れがありますし、服部先生のアレンジが素敵で、『会いたかった』もスゴイ始まり方だったり、『フライングゲット』もカッコいいアレンジになっていて、全部がお気に入りです」というほどの自信作だ。この日のイベントでは、収録曲から「心の譜面」「歌う血液〜宇津井健の加圧トレーニングのテーマ〜」「Everyday,カチューシャ」「会いたかった」の4曲を生演奏。客席も緊張感を感じつつも、堂々としたピアニスト・松井のデビュー演奏を静寂をもって見守り、演奏後には割れんばかりの拍手を彼女に送った。

 終演後のトークでは「4歳の時からピアノを習ってきて、こんな大きなチャンスをいただくことができました。これからも自分の演奏で、誰かを感動させることができたら嬉しいですし、誰かメンバーが歌う時の伴奏もやってみたいと思います」と抱負を語る松井。最後にもう一度「心の譜面」のCMアレンジバージョンを披露して、松井咲子初のピアノリサイタルが幕を閉じた。

 なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー11月号に松井咲子のインタビューを掲載。ソロデビューアルバム『呼吸するピアノ』についてや、ヒロインを務めた映画『ビンゴ』について語っている。またWEBデ☆ビューにもインタビューが掲載中だ。

関連写真

  • 紀尾井ホールのピアノの前に座る松井咲子(C)ORICON DD inc.

  • AKB48のメンバーで現役音大生である松井咲子(C)ORICON DD inc.

  • AKB48から6人目のソロデビューとなる(C)ORICON DD inc.

  

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