女優の小池里奈が10冊目となる写真集『むぼーび。』の発売記念イベントを9日、神保町・書泉グランデにて開催した。

　9月3日の19歳の誕生日に発売された10冊目の写真集は初のハワイロケ。企画段階から本人が入って打ち合わせを重ね、タイトルの『むぼーび。』も本人の発案だ。「打ち合わせのときに、今まで出した9冊の写真集を見ていて、1冊目の写真集がとっても無防備だという話になって。ここは原点に帰って、19歳で無防備になったらどうなるんだ？って。最近高校卒業という大きな節目があって、企画であえて大人っぽくするというグラビアが多かったんですけど、今回は逆に無防備ではじけちゃえ、と言うことになって。無防備な感じでハワイに行きました」

　表紙は素肌をビーチサンダルだけで隠すという、今回のテーマを象徴した自然かつ大胆なカットが使われている。「なかなかカラフルなビーサンをいっぱい抱え込むというシチュエーションもないと思うので（笑）。笑顔が多い、元気な写真集で、無防備というコンセプトが出せたと思います」。本人のおすすめは犬と戯れているカット。「久しぶりに動物と触れ合ったというのもあるし、今回は隙のある衣装で、お花の感じが女子っぽい衣装に女心がくすぐられました」

　誕生日を迎えたばかりの小池に、会見中にサプライズでバースデーケーキがプレゼント。10代最後の年を迎えたが、まだまだ中身は子供だという。「大学に入って一人暮らしを始めたんですけど、意外と真面目に家に帰ってるタイプなんで。親も安心ですよね、“いつでも家にいます”って感じで。だから、友だちの家に泊って、夜まで語ったりとか、19歳のうちにやりたいなって思います」

　ちなみにプライベートで無防備になる瞬間は？と聞かれると、「常にですね。一人暮らしで飼っているウサギの“みみちゃん”しかいないんで、自由です。お部屋ではもう無防備でいようと決めているので。最初は部屋をキレイにしたいなって思ったりとか、部屋着も可愛くしようとか思って、すごいテンション上がってたんですけど、そういうのもなくなってしまい、家で気を抜くことを覚えました」と素の一面を明かした。