「みんながニコニコ笑顔」のIロック祭り! しず風&絆〜KIZUNA〜が生ロックバンドでワンマイライブ  | ニュース | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2012/09/01 22:50

デビュー

「みんながニコニコ笑顔」のIロック祭り! しず風&絆〜KIZUNA〜が生ロックバンドでワンマイライブ 

ファンと手をつないで一斉にジャンプ!一致団結して楽しむ現場だ(C)ORICON DD inc.
ファンと手をつないで一斉にジャンプ!一致団結して楽しむ現場だ(C)ORICON DD inc.

 名古屋から来たアイドル・しず風&絆〜KIZUNA〜が、生バンドとともに展開している“Iロック”のワンマンライブ『夏祭り?違う違う!! Iロック祭りだぁ〜! 全員集合!!』を26日、渋谷・club asiaで開催した。

 ステージを覆うフラッグが取り払われると、ステージにしず風&絆〜KIZUNA〜が登場。80年代のパンク・インディーズシーンをリードしたバンド・ラフィンノーズの代表曲「GET THE GLORY」のカバーで、Oiパンクも真っ青の熱いIロック現場へと一気にヒートアップ。

 いつもはライブの一部として披露されるIロックだが、この日はワンマンライブまるごとIロックということで、メンバーも初っ端から高いテンション。「敬語を使ったらボス(社長)が怒るぜぇ」(晴子)とロックらしく(?)敬語禁止で臨むも、とりあえず語尾に「ぜぇ」を付けるヘンな感じに。澪にいたっては「だぜよ」になってしまい、その可愛さにファンも笑顔に。

 「ぶたマルUPっ ぷぅ」「ロックンロール・アイドル」「ドッキュンLOVE」「ロックン・オムレツ」などカバー、オリジナルを取り混ぜて次々に披露。メンバーがファンの上にダイブしたり、フロアに降りてファンと肩を組んで一緒に盛り上がったりするなどハチャメチャなライブでありながら、カオス状態にならないのは、しず風&絆〜KIZUNA〜の「みんながニコニコ笑顔で、お友達、楽しく遊ぶ」というイズムが浸透しているから。どれだけ盛り上がっても、押し合いへし合いで嫌な気分になる人が出ないのだ。

 中盤では、スクリーンに映し出されたDiver City Tokyoのガンダムフロント東京前での伝説的Iロックライブの映像とともに「翔べ!ガンダム」「哀戦士」の大合唱。実物大ガンダムが目の前にあるかのような“エアーケチャ”でファンが再び一つになった。

 しず風&絆〜KIZUNA〜はこのIロックを約3年ほど前から続けている。所属事務所・バーサスプロダクション社長・橋本氏が「自分たちはアイドルを知らない」というなかで、アイドルの現場のお客さんを見たときに「カッコイイと思った」ことがきっかけだという。「バンドが好きで音楽をやってた僕よりいろんなバンドを知ってるし、いろんな音楽を聴いてるし、ロック好きだし。どの音に対しても盛り上げ方がすごいなと。こういうお客さんを知って、コイツらと遊びたいと思ったのね」(橋本氏)

 そうしてスタートしたIロックについて、「Iロックはカバーでいいと思っているんです。昔のバンドマンたちの名曲がいくらでもあるわけで、その名曲を今の彼女たち(しず風&絆〜KIZUNA〜)が歌って、それを聴いて楽しんでもらうのがIロック。それが始まりで終わりでいい。どこのパンクの会場だって、こんなに一致団結して遊んでる会場ってないしね! オリジナルでやるのなら”ガールズバンド”があって、彼女たちは自分たちで作って演奏するわけで、そこはリスペクトしないといけないし。Iロックは“アイドルロック”として楽しむ場。カバーさせてもらっているバンドをリスペクトしていくんです」(橋本氏)と思いを語った。メンバーも「Iロック最高だぜ〜楽しいぜ」と、この楽しい現場が続く間はやめるつもりはない。

 後半戦に入ると「飛ばしていくぜ」とさらにIロックは加速度を増す。「お客さんからのリクエストで」と新たにレパートリーに加えたアンジーの「天井裏から愛をこめて」、定番のブルーハーツ「キスしてほしい」、そして、「うちのボスと仲良し」というセックスマシンガンズ「みかんのうた」では大ヘッドバンギング大会に突入。「メタルの会場だと髪がフッサフサ揺れるんだけど、一切揺れてないからね」と笑う社長だったが、メンバーは「揺れる髪が見えたよ!」と感激。

 絆メンバーの振付が美しいオリジナル曲「交〜MAJIWARI」に続き、BAKUの「ぞうきん」に乗ってタオルをぐるぐる振り回し、隣同士で肩を組み整列した状態で“前・後ろ 前・後ろ”と「エアギター大会」という名のヘドバン大会に。さらにJUN SKY WALKER(S)の「歩いていこう」では、晴子が観客の上をゆく『客上歩行』も見せた。そしてラストはタワーレコードのレーベル・T-palette Recordsからリリースされたしず風の1stシングル「PINKのロケット☆彡」で盛り上がった。

 袖に引っ込むや否や巻き起こったアンコールで再びメンバーが登場。会場全員が肩を組み揺れながら「リンダリンダ」の大合唱。「ドキドキ☆パニック」ロックバージョンで最後のジャンプを決めたあとは、メンバー全員がフロアに降り、感謝をこめてファン全員とのハイタッチ会に。全員が「楽しかった」と叫ぶ狂熱の“Iロック祭り”はみんなの笑顔とともに幕を閉じた。

関連写真

  • ファンと手をつないで一斉にジャンプ!一致団結して楽しむ現場だ(C)ORICON DD inc.

  

Pick up

オススメ

  
×