人気アイドルグループ・AKB48に所属し、派生ユニット“フレンチ・キス”のメンバーでもある柏木由紀が、故郷の鹿児島県のPRを担う“薩摩大使”に就任。17日には、鹿児島県知事を表敬訪問し、「私を育ててくれた大好きな鹿児島を自分がPR出来るようになったことを嬉しく思います」と喜びを語った。

　13日にソロデビューを発表したばかりの柏木。今回の“薩摩大使”就任は、昨年度に同県が制作した『本物。鹿児島県』イメージアップTVCMの出演、今年度の鹿児島県イメージアップポスターへの起用など、普段から自身の芸能活動を通じて、広く鹿児島県をPRした功績が認められたことによるという。

　17日、鹿児島県庁にて同県知事・伊藤祐一郎氏を表敬訪問した柏木。そこで“薩摩大使”の委嘱式が行われた。地元メディアをはじめ多くの関係者が見守る中、少し緊張した面持ちの柏木は、県知事から“薩摩大使委嘱”の盾を授かり、「私は生まれてからAKB48に入るまで15年間を、ここ鹿児島で育ちました。今、私を育ててくれた大好きな鹿児島を自分がPR出来るようになったことを嬉しく思います」と感謝のコメント。

　また、同県のイメージアップポスターでは、鹿児島の象徴とも言える桜島を背景に撮影が行われた。地元名産の大島紬を身にまとった柏木は、「薩摩大使に任命して頂けたので、これからはもっと鹿児島に足を運びたいと思います。とくに同年代の人たちに、観光地や物産品など鹿児島の素敵なところをもっと知って貰えるように頑張って広めて行きたいです。AKB48やフレンチ・キス、そしてソロとしても、やっぱりライブがやりたいです！いつか、鹿児島でライブをして、堂々と『ただいま！』と叫びたいです。これからも、“気張って”行きたいと思いますのでよろしく願いします！！」と意気込みを語った。

　その後、柏木は、“故郷”鹿児島への思いを汲んだ秋元康氏書き下ろしの最新ソロ楽曲『火山灰』（7月18日発売の最新シングル『ロマンス・プライバシー』c/w曲）を携えて、地元鹿児島でプロモーションキャンペーンを実施。地元テレビ局の夕方のニュース3番組に生出演したほか、“故郷”鹿児島では初めての握手会を開催した。同曲について柏木は、「ふるさとのことだったり、友達のことだったり、自分の生い立ちを（秋元先生に）歌にしてもらって、とても大好な曲になりました。この曲をいつか鹿児島で歌うことが出来たら幸せですね。これから大切に歌っていきたいです」と気持ちを明かした。

　なお、フレンチ・キスの5thシングル　『ロマンス・プライバシー』が現在発売中。8月1日発売の『月刊デ☆ビュー』9月号の表紙＆巻頭グラビアに柏木由紀が登場する。