アイドルグループ・ももいろクローバーZが全国ツアー『ももクロ夏のバカ騒ぎ Summer Dive 2012 Tour』をスタート。彼女たちは東京・渋谷のNHKホールで開催した初日のライブ終了直後に記者会見を行い、NHKホールへの思い入れや、ツアー、新曲について語っていた。。

　グループとしてNHKホールには強い思い入れを持っているももいろクローバーZ。「結成当初は、ビラ配り、路上ライブとかを隣の代々木公園でやってて、NHKホールを見ながら『年末に立ちたいね』って、ずっと、今も紅白を目指してやっているんですけど…。今回このステージに立てて、モノノフ（ももクロファン）のみなさんと12月31日のいい予行練習になったかなと思います」と08年の結成時を振り返り、リーダーの百田が語った。

　ツアー初日を終えたばかりの高城は「今までツアーとかで早替えとかなかったのに今回は早替えがあったり、色んなところから登場したり、初めての試みがたくさんあって、盛りだくさんな内容でとてもいいスタートが切れてよかったです。みなさんにとって、蝉的な存在であったらいいなと思います！」とメンバーを固まらせる独特の感想を述べた。

　また、今回のツアーについて、「久々のライブだなと感じ、やっぱり私たちはこうでなくっちゃ！と改めて思ったライブでした。いつも会いにきてもらってる分、私たちがこれからは会いに行って、どんどん夏の“バカ騒ぎ”を全国に伝えていけたらなと思います。特に持ち物は要らないです、笑顔と声援があれば！それでライブに来て欲しいです！」（有安）、「私はもともとバカになるタイプじゃないんですけど、そういう人がまだ全国にはいると思います。私はもうバカになる人に進化したんで、みんなをひきこんでバカになれるようなツアーにしたいと思います」（佐々木）等、口々に“バカ騒ぎ”を提唱した。

　またこの日、27日発売の新曲「Z女戦争」も披露。「このZ女戦争は、結構私たちに当てはまる歌詞で、サビのはじめの方は、大人か何かと戦ってるイメージで、だんだんフツーの女の子の気持ちの歌詞も入ってきて。私たちも歌詞と共感できる部分があるので、今、世の中で何かと戦ってる人たちに共感して聴いてもらえればいいなと思います」と玉井が曲のポイントを語った。