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2012/01/10 13:37
デビュー5年目『めざにゅ〜』岩崎千明、大きな悩みから救ってくれた人物とは!?
皆藤愛子、中田有紀ら人気美人キャスターが多数所属するプロダクション、セント・フォースが開催する恒例のオーディション「セント・フォース+デ☆ビュー アナウンサー発掘プロジェクト」が今年もスタート。このオーディションに2007年に合格、その後、フジテレビ『めざにゅ〜』などで活躍している岩崎千明が、キャスター、リポーター志望者にメッセージを送った。
岩崎は2007年に雑誌「月刊デ☆ビュー」に掲載された「セント・フォース+デ☆ビュー アナウンサー発掘プロジェクト」の募集記事を見て応募した。「小林麻央さんに憧れて、自分も麻央さんみたいにマルチに活躍したいと思って…」というのがきっかけだ。そして見事合格し、セント・フォースに所属。その1週間後にはフジテレビの早朝の情報番組『めざにゅ〜』のお天気キャスターとしてデビューが決定した。当時のインタビューで岩崎は「展開が早すぎて、気持ちがついていけていない状態です(笑)」と語っていた。
その後、担当を変更しながら、現在まで4年間出演を続けている。現在はトレンド情報のコーナー「イマ知り」でリポーターを担当。特に難しいのは、グルメリポートだと話す。
「今はいろんな方のリポートを観ながら勉強しています。いいことを言おうとして、コメントを考えながら食べていると、あとで観た時『ああ、この時考えながら食べてるな』とわかるんですよ。だから最近は考えすぎず、直感で思ったことを言おうと思ってます」
特に喜びを感じるのは、ブログ等で「番組を観て自分も行ってみたいと思いました」という反応を聞くこと。
「『あ、伝わったんだ!』って。純粋に私が楽しんでたり、一生懸命取り組んでいるのを観てもらって、何かを感じてもらえるのはうれしいです。それに加えて、ガツンとくる決定的な言葉が言えたらいいなと思います。この一言で、すごく伝わるというような……。それが決まった!という時には楽しさがわかるかもしれない。短時間で人をひきつけられるようになりたいなと思います」
現在は同時に競馬番組(スカパー!南関東地方競馬チャンネル)も担当している。
ここまで順調にキャリアを重ねている岩崎だが、デビュー以来4年、壁にぶつかった経験もあるという。仕事が忙しくなったのをきっかけに地元・和歌山から上京した彼女。慣れない東京でのひとり暮らしによるストレス、仕事での行きづまり感、フリーという立場のプレッシャー……「そういうのが全部一緒になっちゃって襲いかかってきました。はじめての経験だったので、どういうふうに乗り越えればいいかわからなかったんですね。そんな時、事務所の先輩の(高樹)千佳子さんと一緒にお仕事する機会があって、いろいろと話を聞いてもらったんです。そしたら『そういうのは誰にでもあるよ。こういうお仕事をしていると、明るく元気でさわやかというイメージがあるかもしないけど、その裏ではみんな悩みを抱えながら頑張ってるから、千明ちゃんも大丈夫!』と言っていただいて、救われました」
セント・フォースでは、こんなふうに先輩や後輩と交流する機会も多いという。
「自分と同じ経験をしている人がいっぱいいて心強いですね」と岩崎。現在も日々奮闘中だが
「今でも、『今日私、完璧に出来た』という日はなくって、『あそこはこうしたほうがよかった』というのは常にあります。今までは自分に甘いなと思っていたんですけど、意外に私、自分に厳しいんだということに気づいて。仕事を重ねていくうちにハードルが上がってるのかなと思います」
また『めざにゅ〜』を長く担当していることで、デビュー時のパートナーの松尾翠アナをはじめ、
フジテレビアナウンサーとも親しくしている。最近は年下のアナウンサーが増えてきたことにとまどいもあるとか。
「番組を始めた頃は、スタジオでどこを見ていいのかわからないような状態で、年上のアナウンサーの方に聞くだけだったのが、最近は『千明さん、こういう時どうしてますか?』と質問されるようになってきましたね。聞かれると責任感も芽生えてきます。自分のやり方を押し付けるのではなくて、経験談を話して、自分で考えるためのヒントを出す感じでアドバイスしています。逆に私から聞くこともありますよ。『こんなときはどうしてるの?』って。同い年の生野(陽子)さん、年下の(松村)未央ちゃん、
山ア(夕貴)ちゃんなど、周りにはしっかりしている人が多いので」
キャスターとして自分を磨きつつも、「もうアラサーですし、一人の女性としての幸せも考えなければならない」と話す。
「実家の和歌山の友達では子供が二人いる子もいますから。でもこっちにいるとまだまだ若手ですね(笑)」
今回、その岩崎の後輩を発掘するオーディション「アナウンサー発掘プロジェクト」がスタートするが、「私にとって、このオーディションは転機でした。もし受かってなければ和歌山から東京に出てこなかったと思いますし、もう結婚してたと思います。あの時、たまたま雑誌を手にとって応募したことは、今思えばすごいきっかけですね」
最後に今回オーディションを受ける志望者に対して、
「どこに住んでいても、どんなに経験がなくても『私なんて』と思わず、ちょっとでもやる気があれば応募してみてください。人生の転機になるかもわからないので…。私はアナウンスの経験もなかったし、地方に住んでいたし無謀だったかもしれなかったですが、この事務所だからよかったと思います。まっさらな自分を見てくれますから」とメッセージを送った。
「セント・フォース+デ☆ビュー アナウンサー発掘プロジェクト」は、オリコンのスカウトサイト「オリ☆キャス」で展開中。