2019.03.28
手塚眞実験室 シネマ・ワークショップ 第1期受講者募集
主催:手塚眞実験室事務局/有限会社ネオンテトラ内
手塚眞
手塚治虫の息子であり、映画監督やヴィジュアリストとして知られる手塚眞が、初の映画ワークショップを開講。第1期受講者を募集している。
高校生で大島渚監督の絶賛を受けた自主映画を作り、大学生時代に『星くず兄弟の伝説』(1985年)で商業映画デビューを果たした手塚眞。本作品は今年に入ってDVDやブルーレイが発売され、海外映画祭などで再評価されている。ほか、ヴェネチア国際映画祭で受賞した『白痴』(1999年)や公開が待たれる『ばるぼら』(手塚治虫原作。稲垣吾郎、二階堂ふみ主演)などの作品で世界的に認められている個性的な監督。
ワークショップでは、「ぼく自身、独学で映画を始め、基本的なことも後から知ったことが多い。日本のワークショップは基礎を丁寧に教えないが、感性や勢いだけでは限界がある。」と語る手塚が自ら講師となり、「演技」と「演出」のふたつのコースで映画俳優、映画監督を育てることを目的として、初心者からプロまでひとりずつ丁寧に指導を行う。
映画だけではなく音楽やマンガなど広い分野で活躍しているヴィジュアリストならではの講座は、他とはひと味違うユニークなカリキュラム。俳優に転向したいタレントやモデルがプロの監督の手ほどきを受けるのは再デビューへの近道といえるだろう。
■開催概要
日程:2019年4月13日(土)、4月27日(土)、5月11日(土)、5月25日(土)/全4回
会場:プーク人形劇場5階ホール
<映画演技コース>定員12名 各回13時〜16時
主な内容:映画の演技とは/「演技」と「芝居」の違い/想像力を磨く/個性的になる自己改造/撮影現場での問題/観客(カメラ)に恋をさせる/他
<映画演出コース>定員12名 各回17時〜20時
主な内容:30分でわかる映画の作り方/企画の発想法/未来のための映画と過去のための映画/もっとも大事な3つの秘訣/仕上げの神技/他
【手塚眞プロフィール】
1961年東京生まれ。高校生の時から映画制作を始め、大島渚監督をはじめとする映画人の高い評価を得て多数の映画コンテストに入賞。1985年、25歳のときに『星くず兄弟の伝説』で商業映画監督デビュー。1999年映画『白痴』がヴェネチア国際映画祭で上映されデジタル・アワード受賞。世界的に注目される。2016年、30年ぶりの続編『星くず兄弟の新たな伝説』を監督。東京国際映画祭招待上映。2019年手塚治虫原作の劇映画『ばるぼら』(稲垣吾郎、二階堂ふみ主演。クリストファー・ドイル撮影。)を監督。公開が待たれている。東京工科大学客員教授。イメージフォーラム映像研究所専任講師。手塚治虫文化財団代表理事。ジャパン・イメージ・カウンシル理事。知的財産管理技能検定委員。
年齢 | 16〜60歳 |
---|---|
性別 | 不問 |
締切 | 2019.04.05 ※定員に達し次第締切。 |
費用 | 50,000円(税込) |